いま5.信濃国最終防衛ライン八ヶ岳攻防戦 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

人の親になっても頂きを目指し、家族と共に攀じり続けるパパクライマーの記録

たまのブログ-20100821095507.jpg
今日は今夏最大のイベント、八ヶ岳登山の日です。八ヶ岳最高峰赤岳から横岳経由の硫黄岳縦走を目論んでおります。しかし、八ヶ岳は、21世紀にして、いまだピンポイントの天気予報が不可能な山として有名で、ガスのせいで遭難事故も非常に多く発生しています。だから八ヶ岳は臨機応変な対応が不可欠な山で、今日は厳しい戦いになることでしょう。

そこでおいらは、前日に蓼科山と霧ヶ峰に偵察隊を派遣し、八ヶ岳の状態をはらせておいた。八ヶ岳最寄りの天気予報では晴れとでていたが・・・。「本部!」「どうした?!相手の姿は確認できたか?!」「いえ、それが・・・」「なんだっ早く言わんか!」「八ヶ岳視認できません!他は見渡す限り晴天なんです。ですが、八ヶ岳だけが、八ヶ岳だけが厚い雲に覆われてしまっています!(写真1)」「・・・赤岳め、やはりガスをはりよったか。しかし、こちらは元より天気予報など当てにしておらぬわ。集めたのは精鋭部隊、重装備よ。縦走叶わずとも、おまえだけは討ち取ってくれる。おのおの、やはり八ヶ岳はガスの中じゃ。よって、これより各自、現場の判断最優先で動いてもらいたい。目的は一つ。それは完全なる生還である!では、行かん。チェスト~!!」