山趣味二周年。「それはトレイル挑戦から始まった」 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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人の親になっても頂きを目指し、家族と共に攀じり続けるパパクライマーの記録

昨年、富士登山の練習のために始めた山登りにおいらはのめり込んでしまい、結果一年目は、富士登山の他10アタック(行道山、大山、丹勢山、高山、大平山縦走、那須連山縦走、日光男体山、赤城山、皇海山、日光白根山)した。一年目を終える頃は、まだ上記画像書籍しか持っていなかったのだから、全11アタック中9は栃木県の山で、富士山以外で県外に登りに行ったのは、三大うどんのひとつ水沢うどんに舌鼓をうつことがメインの旅すがらに登ってきた群馬の赤城山だけでした。水沢うどん食べに行った頃は、マイカーでの遠出の訓練を始めたばかりで今思えばういういしいかぎりである。ともかく、おいらの登山は栃木の山々を登ることに終始していたに過ぎない。山を愛してしまったとは、高山登ったあたりから言い出していた気がするが、それが何処に繋がるのかはまったく見いだせていなかったのである。


そんなおいらは、山趣味二周年をどう彩ろうかなどと考えているわけもなく、次何時登るかなんてまったく未定であった。ただ、栃木の山々もかなり登ってきたことだし、「群馬県の山」も購入してきて、群馬に出ていってもいいなと考えていたくらいである。


兎にも角にも、昨年のおいらは冬登山したいなどと少しも考えていなかったので、12月から例年通りスノーボードに精を出して、山趣味二周年を迎えた。そして2009年3月、事件は起きた。【荒川フルマラソン後遺症・右膝の激痛事件】がそれである。この事件を期においらは7.5㎞以上アスファルトの上を走れなくなった。膝に負担をかけずに走るにはどうすればいいのか? その疑問と、おいらの山趣味が合致したのであった。確か山を走る競技があると聞いたことがある。確か“トレイリーラン”とか言ったか。土の上を走るぶんには、膝への衝撃も軽微で済むのではないか。おいらは“トレイリーラン”が何かも知らないし、知人友人でやっている人がいると聞いたこともなかったけれど、ましてやYahoo!で検索をかけても一件もヒットしなかったけれど、この山趣味と膝対策がコンビを組む案に興味を持ったのである。


まあ興味を持ったところでだからどうしたということなんだが、そこに次の一手がちゃんと舞い込んでくるのがおいらがラッキースターの庇護のもとに生まれている証なのである。いつもマラソン大会へのエントリーに利用しているサイトから、“おすすめの大会”メールが送信されてきたのである。そこのおすすめの中に入っていたのが、トレイリーラン改めトレイルランの大会である「第3回赤城山トレイルランニング・レース」だったのである。申込み期限も迫っていたので、おいらは取り敢えず、ミドルコース(距離24㎞、UP総高1460m)の申込みをすませた。赤城山という山はない。赤城山は赤城一帯の山々を指しての総称である。おいらが登った赤城山は黒檜山。今回のトレイル大会で登頂する山々は、鍋割山、荒山。まったく行程は異なるが、近所まで行ったことがあると親和性は俄然高まるというもの。おいらはトレイルランについても何も解らない白紙の状態であったので、トレイルランのコミュニティに入って情報収集するのであった。まあ得てしておいらの企画は、まずこのような無理難題的ゴールが設定され、そこに向けて悪戦苦闘するパターンで始まるのだった。


いうわけで、おいらの山趣味二年目は、慌ただしい中トレイルへの挑戦という形でスタートした。これからは毎週木曜日このトレイルで初心者が悪戦苦闘する様も書いていきたいと思います。でもって、おいらのマイミクさんからトレイルシューズで登山はできるのかとかなり前に質問されていたので、その回答をおいらなりに明日の日記で展開してみるつもり。トレイルに興味がある方は明日も読んでみてください。ではまた明日。(おわり)


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