0809シーズン。6回目!!(@スノーボード) | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

人の親になっても頂きを目指し、家族と共に攀じり続けるパパクライマーの記録

たまのブログ


コミュの鑑賞会で映画を観て、その後も流れで映画の話しなどを楽しんでいたらば、深夜2時。明日はスノーボードだからと別れを告げて、部屋に帰ると、ユニコーンのチケットの当選通知が。あまりにもテンションあがってしまって、寝れない寝れない。もうこの際だから寝なくていいだろうと、ユニコーンのベスト盤を引っ張り出して、行ってまいりました。


この日は夕方から積乱雲が立ちのぼって雷雨かもなんて予報もあったくらいなので、早めに滑り出して悪いことなんてなにもない。まあでも着くまでずっと歌い続けていたらば疲れてしまった。流石に寝むい。寝よう。うぃーす。起き出したおいらはそのままゲレンデへ。15時くらいまではずっと快晴、それ以降も雪は降り始めたものの曇天止まりで、雷や雨ということはありませんでした。またもや予報倒れ。嬉しいことです。アイスバーンだらけだったゲレンデも緩和しておりました。この日のおいらはすこぶる調子がよかった。寝起きだからか自我というものがなくなっており、精神的にとてもフラットな状態。ロングレールも朝から落ちずに滑りきれるといった案配でした(こんなことは珍しい)。


早々とテーブルトップの練習だけに集中することにしました。を始めたものの、本年度版のテーブルトップはこれが2度目。昨年までのような斜角が壁のようなテーブルトップではないので、助走速度を高いレベルに保ったまま踏切に突入し、踏切でしっかりオーリーで踏み切る。こうしないと浮遊感も得られないし、ちゃんと角度のついた着地点までたどり着くことができません。だから、助走速度の維持としっかりとした踏切を意識して、練習です。すこぶる快調。なんか無心で練習できているからか、思い通りにボードを操ることができます。


これなら次の段階に進んでも良さそうです。次は、オーリーで踏み切った後の、膝の引きつけを意識するために、板を掴むインディーという技を出す練習。インディーは技というより、膝を胸に引きつけて体を丸めて安定させるという基本姿勢ができていれば出来て当たり前の技なのです。だから技の練習というより基本姿勢の練習といっていいでしょう。この膝を胸に引きつけて小さく安定できなければ、回転系の技に入っても回転を稼ぐことができません。というわけで練習。2度、3度、ありゃ?なんか今日は順調です。インディーも素直に出ます。これはもう09年度版テーブルトップでも360°に挑戦してもいいんではないだろうか。いやさ、おいらには時間がない。もう回転系の練習を始めてしまおう!


小キッカーで一度回転系の踏みきりを確認して、準備万端。よし、飛ぼう。始めは何時でも勇気がいるものだが、おいらの場合は失うものがないので基本的開き直れる強みがある。すぅうっと加速して、踏みきり地点でソールに重心を意識しながら予備動作で体を捻って、蹴り飛び出す。ぐぅーん、“ばきっtぅつ”・・・・・・おおお、バインディグが割れた!!


たまのブログ


おいらは基本的に道具に拘らないタイプ。一度使えば縁があったものと最後まで付き合います。いまのボード、バインディング、ブーツ、ウェアは、すべておいらがボードを始めた時に買ったファーストです。数年も過ぎれば、すぐに色々道具について見えてくるものがあります。例えば、おいらのボードは長過ぎるし固いのです。もっと短くて柔らかいのが欲しいと思ったりもう一本買っちゃおうかなとか考えたりする。でもおいらはことごとくそういった誘惑から耐えてきた。使えるものがあるうちは試行錯誤してそれを使うべきだと。想像力や工夫なくして道具を変えるのは、もうスノーボードから得られる楽しみを端から棄てるようなものです。だからボードもバインディングも“バートン”だし、寿命がつきるまで付き合おうとそう決めた。


でも昨年くらいから別れの日は近づいて来てるという予感は感じていました。ボードには薄く縦割れが入ってきているし、ノーズも潰れています。その他相当数の箇所もボロボロです。きっと今シーズン中に板は折れるだろうなと考えていました。でもバインディングが割れるとは思ってもみなかった。きっと今シーズン入ってからのテーブルトップでのジャンプの繰り返しが響いたのでしょう。やはり何でも寿命というものはあるものです。とうとうファースト・バインディングを使い切ったかという感慨で一杯です。


たまのブログ


もう本当に十分過ぎるほど長く付き合ってきたから、寂しさとかいうものはないですね。達成感しか湧いてきませんでした。最後に“さよなら”ランディングでもしようと思って、リフトで上にあがり、小キッカーを利用して回転系で飛び出したら、辛うじて繋がっていた部分も捻り切れて、空中分解。当然おいらもずっこけて、ファースト・バインディングはその生涯を閉じたのでした。いままで本当にありがとう!!


というわけで、この日は練習の調子がすこぶる良かったけれど、バインディングがなくなれば帰宅せざるを得ません。雷雨の予報は外れたけど結局17時に帰宅するはめとなりました。それならよし久々に温泉に寄って帰ってやれと、遠回りして、矢板温泉で疲れを落としてきました。矢板温泉は見た目や建物はまったく洒落てなくて古いですが、お湯はぴかいちです。


たまのブログ


早稲田の温泉サークルが、北関東日帰り温泉の部で1位にしたほど。源泉かけ流しだし、加水加温なしだし、循環なしだし、飲める上に、一日一回栓抜いて空にしている。露天風呂もここらではもっとも広い。おまけに源泉77℃だからレジオネラ菌も繁殖しようがない。源泉が77℃もあるから、室内は熱くて露天は少し熱めという、まさに温泉好きにはたまらない水温設定。さらには水風呂もただの水じゃなくて鉱水という立派な温泉だということ。


温泉のために大田原まで足を伸ばしたことはありませんが、ハンター周辺の日帰り温泉ならここがダントツでお気に入りです。矢板は帰り道の逆方向で大きく遠回りすることになるから、ほとんど立ち寄れないのがたまに傷なのですが、この日は偶然にも味わうことができて何よりでした。なにはともあれ、次回までに2代目バインディングを決めなければなりません。バインディングとブーツは一心同体。ブーツもボード始めた頃から利用しているお古なので、一緒に買い替えたほうがいいかなどなど、いろいろと情報収集して、検討していかなければならないですね。あーやっと最新ギアだよ。嬉しい~