のらねこにしないために
無責任な飼い主減らせ、自民議連が「ペット税」導入論
12月28日3時14分配信 読売新聞
自民党の動物愛護管理推進議員連盟(会長=鳩山総務相)は、犬や猫などの飼い主に課税する「ペット税」の導入に向けた議論を近く開始する。
動物を飼ってもすぐに捨ててしまう飼い主を減らし、ペットを取り巻く環境改善につなげる狙いがある。議連では、ペットを購入する際に一定額の税金を全国一律で課すことを想定している。 近年、ペットの飼い主が「飼うのに飽きた」などといった安易な理由で、ペットを捨てるケースが増えている。2006年度末時点で全国の自治体に引き取られた約37万4000匹の91%が殺処分され、社会問題化している。 環境省はペットの引き取り数を17年度末までに約21万匹に抑える方針を打ち出しているが、財政難にあえぐ自治体は十分な対策を講じる余裕がないのが現状だ。この自治体の対策費の不足分を補う財源として、ペット税が浮上した。 ペット税の税収は、〈1〉ペットと飼い主の特定につながる鑑札や体内埋蔵型マイクロチップの普及〈2〉自治体が運営する動物収容施設の収容期間を延長するための運営費〈3〉マナー向上の啓発運動費用--などに充てる方向だ。 議連では、「ペット税導入には、動物愛護団体からも前向きな声が寄せられている。飼い主ばかりではなく、ペット業者にも『大きく育ち過ぎたから処分してほしい』といったモラルの低下が見られるという。新税導入で殺処分減少に効果があるかどうか、検討したい」としている。 ってどうなんでしょう?
「体内埋蔵型マイクロチップ」
ってのが引っかかります。 GPSで迷子にならなくってすむかも......
かもしれないけど、 体内に埋め込む っつーのがどーも・・・
可哀相な気がします
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「のらねこ」 中川こうじ(著)
「のらねこ。ちいさな命の物語」 中川こうじ(著)私は涙が止まりません。
外で暮らす猫の姿をありのままにとらえたフォトエッセイ 野良猫の去勢手術や里親探しを個人で行い支援活動を続けている中川こうじ氏。彼が活動しながら撮り続けている写真のなから彼が印象に残った野良猫たちのさまざまな生きざまを写真と文章とでつづるノンフィクションフォトエッセイ。
レビュー すばらしい本です。猫好きな人だけでなく、すべての人に読んでもらいたいなあと思います。写真だけでなく、詩がすばらしくて涙があふれます。私は野良猫にゴハンをあげていますが、周囲の視線が冷たいため、夜中にこっそりあげています。これ以上不幸な命が増えないように、避妊手術もしています。この世の中は、弱者に手をさしのべることはなく、無視するでもなく、排除しようとする。食べ物や安心していられる場所を求め、ただ生きていたい。人間だって同じなのに。
この優しさにあふれた本がみんなに伝わりますように。作者の中川さんの詩の心が広まれば、いつかは子供や動物だけでなく、世界中の飢餓や戦争で苦しんでいる人たちも救われるような気がします。
大切な人へのプレゼントにもいいですね。
4話で構成されている物語の主人公のねこ達と著者の静かなメッセージが私に問いかけてくるようだった。
「ねぇ、どうして僕達はここにいるの? ねぇ、どうしてニンゲンは簡単に絆を捨てられるの?
僕達の現実は貴方達の未来なのかもしれないよ。 それでいいの?」 そう感じた。
自分の命も、まわりの命も大事にしなきゃ!そう思えた。
お子さんがいるご家族に、是非読んでいただきたい1冊。 優しさを慈しむ心、きっと育まれると思います。
たまたま、金沢の百貨店で中山さんの個展があり、
空いた時間に 当店 じゃらじゃら に偶然来店。
珠三郎をとても気に入ってくださり、写真をいっぱい撮ってくれた。
中川さんのホームページもすばらしいです。