とりあえず、今年も全員、学校代表になって

市区町のなんか受賞をしています。

それぞれが自分の研究テーマを持っていて

それを続けるようにしています。


◯年目という自由研究の中には

あまり進化しておらず、

ネタ切れ?なのか 内容が失速しているものもあります。

子どもの自由研究に厳しいようですが

これは寄り添う大人の責任だと思うので

あえて、はっきり厳し目に言いますが

一つのテーマに決めてそれを探究し続ける場合、

鎖につながれたように ソレに縛られ、

最初にイメージしたそのテーマの外にある世界に

探究に出られなくなっているときがあります。


自由研究指導をしていて、

お母さんから多い相談の一つに

「◯◯をやってきたので続けたいがネタ切れ」

というものがあります。


ある昆虫、ある植物、ある生物

光、レンズ、鏡、磁石


基本はココからだけど

探究はどこへでも出ていい!


私は世界で誰もやっていないことこそ

子どもの自由研究だと思っています。


誰にも、何にも縛られないから面白いんです。

やってみたいことからどんどん探していきましょうよ。


今年、展覧会でみた中でも

うちの教室の子と

同じことをやっている人は他に誰もいなかった。

似たような研究もなかった。

やった〜


みんなで 

「うちはNASAから依頼が来るような研究所だからね〜」

って言ってやっています。


一人は新しい実験手法を確立しました。

j-stage さらったけど

今回の手法ほど良い実験手法はなかった!

いろんな先生方が難しいって論文に書いてました。

いい実験方法ありますよー

って売り込みたい!


一人はこのまま特許取得までいけそう。

新製品開発してます。

材料が誰もやっていないものです。

たぶん、世界中で誰も。


一人はみんなが当たり前と思っていたことが

誰も実証していないことを知って

その研究を続けています。

ホントにコレ、誰も知らないしやってなかったの?

って 身近なことです。


その他にも

そういうのたくさんあります。


いろんな子と自由研究のことを考えるの楽しい。


誰も、やっていない研究。

それはお金にならないからかもしれないし

使い道がないからかもしれません。

でも、小中学生の探究心からの研究は

それこそが “基礎研究” にならないでしょうか。


コロナワクチンが自前でできなかったことから

日本の基礎研究に不安を持ちました。


子どもたちの基礎研究力を育てるのは

社会や学校ではなく家庭がやることです。


NASAから研究資料を買取に来るとか

宇宙人が来たとき、地球人の技術力にびっくりするだろうとか

そんなことを目指して自由研究をやってみませんか。