この記事は私たち会社員だけでなく、ライフプランを基にマネープランを立てるファイナンシャルプランナーの方にも読んで頂きたい記事になっています。
私の独自見解も含まれていますが、お許し下さい。
ゆくゆくは子供が欲しいと考えている方。
その中で仕事をしながら妊活をしている方は多いと思います。
晩婚化により、働きながら不妊治療を受けている人も年々多くなっています。
結婚を機に退社する『寿退社』はもう死語となりました。
妊活に対して、
20代ならまだ大丈夫だしと構えることが出来ますが、
30代になると高齢出産に頭がよぎり、焦りを感じます。
妊活は早く始めるに越したことはありません。
今、欲しくなくても、結婚していなくても、赤ちゃんが産める体づくりやパートナーの理解が大切です。
妊活の基礎は自分を知り、体を整えること。
これはパートナーも含まれます。
基礎体温をつけたり、毎月キッチリ排卵をしているか気をつけたり。
パートナーにも検査を受けて貰ったり。
クリニックに通い始めると、
薬や注射などによる体の負担、
医療費や交通費などの経済的負担だけではありません。
「いつ、終われるんだろう」という不安感、
「また今回もダメだったな」と落ち込み、
友人からの妊娠報告も嬉しいはずなのに心から喜べなかったり、
「私だけ出来ないのかな」と精神的に負担がかかることがあります。
しまいに「子育て家庭の支援?それも大事かもしれないけど、妊活も同じくらい大変なのよ!」なんてひねくれることもあります

仕事の時間と照らし合わせなんとか通えるクリニックを見つけても、
残業を切り上げて行かないと間に合わなかったり、
「卵の育ちがもう少し足りないようです。3日後ぐらいに来れますか?」
と、急に想定していなかった受診日が入ることもあります

職場では中堅として活躍される方も多いでしょう。
リーダー職(課長等)に就いているポジションの人は、自分が日々最終的にしないといけない仕事があります。
周囲の理解は求めたとしても、
早く帰る場合は他の人に仕事を依頼しないといけなかったり、
古い体質を持ち、理解がなかなか得られない風土の企業なら尚更、負担感は大きい。
“残業をセーブする考慮の必要がある人ではない゛と、当然のように思われてしまう。
「妊活をしたいから早退したいです」とは言い出しづらくなる。
その結果、仕事と妊活の両立が難しくなり、
仕事をセーブするためにも退職を考えざるを得ないのです。
厚生労働省では、事業者向けに『従業員が希望する妊娠・出産を実現するために』というリーフレットを出しています。
企業独自の取り組みの中で、
不妊治療を目的とした休職制度を導入している会社もあるようですね。
私は今の会社でこのまま続けるのが難しい様ならば、子供が欲しいというライフプラン実現のために、退職して独立するか転職を考えています。
まずは言い出す勇気が出たら、同僚や上司に相談したいと思います
