今日、土星がいて座を去って
本来の座であるやぎ座へ入宮します。
これから２年半ほどの間
良くも悪くもご自分のやぎ座らしい部分を
土星的に経験する機会となるでしょう。
いて座の土星の時には
例えば可能性に対して開かれるまで
忍耐強く働きかける力が発揮された方もいるでしょう。
評価の基準は、
たとえ見積もりの甘い計画でも
60点以上の結果であればどうにかなる・・・というような、
結果よりも思想と行動のほうに得点がついていたわけです。
今度はやぎ座ですから、
理想論や感情論、精神論は抜きです。
できることを着実にやる、
同じやるなら計画的に、
やるからには成果をだす・・・という具合に
実現化することが前提で物事が動いていきます。
なので何らかの結果を出さなれば得点がつきません。
いい加減ができないぶん、
軽率で無謀なチャレンジャーは痛い目にあいますが、
同じチャレンジでも、
計画的で、理解・賛同もとりつけたうえでの成功であれば
道が開けたり、その道の権威になったりもします。
ようは、成功や達成の基準を社会に求めるため、
社会からの評価が大事になるわけです。
その反面、
“社会の評価”にあまりにも執心すると、
保守的になり過ぎて同じ過ちを繰り返したり、
立場にこだわるあまり孤立したり、
伝統主義に陥って世界を狭めたり、
やぎ座の土星ならでは力に翻弄される場合もあります。
たとえ社会が評価しなくても、
“今がタイミングではないだけ”ということもありますから、
あまりにも現時点の評価ばかりに執心しては損します。
ようするに因習や伝統、保守、権威志向がいけないのではなく、
計画性や結果を出すこと、現実主義が正しい方法というのでもなく
それらの力の扱い方を問われる時期になるわけです。
例えば自分の内なる古臭い管理者がアイデアつぶしに走った時、
どのように対応すれば
アイデアが前向きな提案として社会に採用されるのか、
やぎ座の土星は形にする方法を教えます。
・・・と言っても若い方は目上から抑えつけや、
ガマン、忍耐、辛抱を長く続けて
耐性なり持久力なりをつけるとなりやすいですが・・・。
ということで、やぎの土星を迎えるためのプチ・ワーク。
これまでの人生のプロジェクトを振り返りましょう。
・形にならないやり方はどのような方法で
これからどのようなやり方を採用できるか
・苦手意識を感じるものの中でも
努力すべきことと本来やる必要のない努力は何か
・中・長期的計画の中で計画通りに動いていないものがあるなら
軌道にのせる計画をたてる（ローン返済や就学の計画など）
土星は時の番人です。
時間を計画というスケールの中に入れて
人生で色々なことを実現してみましょう。
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