映画館で映画を見るのは6/1の『ヒッチコック』以来である。
監督が『木靴の樹』のエルマンノ・オルミなので行こうとは思っていたが、
急いでいく気もせず初日にはいかなかった。
最近いやなことが続いて気が滅入っていたので、気分を変えようと思って本日行った。
まあ、娯楽映画ではないので面白いとか血沸き肉躍るような映画ではない。
イタリアでは不法移民とかは社会問題なのか?『海と大陸』も同じようなテーマらしいし(こちらは見に行かないまま上映が終わってしまったけど)。
上映時間87分は適当だろう。教会内だけでストーリーが進行し、外に出ないというのがベルイマン映画みたいだな。予算の都合もあるのだろうが、内容としては無駄なく引き締まっていてよい。
次回上映の『ハンナ・アーレント』も見ようかね。
