主人の話で恐縮ですが、彼は昔ながらの学校教育(給食指導)、家庭教育の影響で
「何でも残さず食べる」「残したらもったいない」という考えになりました。
主人の父はもうすぐ90才ですが戦時中出兵した経験もあるので
「ワシらの頃は何にも食べるものがなかった。今はものすごく豊かにある。
そんなありがたい食べ物を残したら目がつぶれる」と主人は言われて育って
きたとのことです。
それはその通りです。とてもよくわかります。私も食べ物は粗末にしたくないです。
今現在も一日一食がまともに食べられない国の人もいるのですから。
--しかし--現在の食べ物のあふれかえる日本で
何でも残さず食べたらどうなるでしょうか。
主人の母はそれがモトで大腸ガンにかかり他界しました。主人の姉は
「何でもいただく」方式で糖尿病になりました。
主人がある所へ食べに行った際、出された物を残すのがもったいなくて
出された物を全部食べたのだそうです。
その上焼酎をかなり飲んだのだそうです。(お酒も残すともったいないと思ったとのこと!)
案の定その何時間か後、「気分悪い~」と言い
あわててトイレへ直行することになりました。
日本のような国では食べ物は全部食べていたら絶対体悪くします。
もったいないのは承知ですが残すべきではないかと思います。
「絶対残さず食べなければ」、という観念は害をもたらすと思います。
食べるより食べない方がマシです。体調がマシですし気分もマシです。
自分が腹8分目になったら断ることができるのなら断る、できない場合は
残すべきだと感じました。あるいは最初から注文しない、量を少なめにと言うとか。
というより‥売る側も予め分量を少なめにしてくれたら
残飯も出ずに済みますし、健康を害することもありません。
私にとっては。。どこのお店でも分量が多すぎです。
半分でいいです、半分で。
特盛りだとかメガバーガーなどやたらと分量の多いデカイものが
もてはやされてますね。みんな食べきっているんでしょうか。
サラダだけ注文するとたいてい「ええっ!?」という顔されますけど
私にはちょうどです。
サラダとご飯だけで生きて行けるんだけどなあ。