自殺を図ったイルカ 逃げなかったイルカ | なにげない日々の風景。

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ニュース記事より

先日、和歌山県太地町で、捕獲したイルカを飼育する漁港内のいけすの網が、何者かに切断されていたことがわかった。中にいた約50頭は水族館などに売却を予定しており、逃げたイルカはいなかった。

 オランダなどを拠点とする環境保護団体「ザ・ブラック・フィッシュ」がホームページ(HP)で「27日夜、ダイバーが網を切り、たくさんのイルカを逃がそうとした」などと公表


他の情報のソースではイルカは何頭か海へ逃げていったとあるのだけど

逃げずにとどまったイルカが多かったのではないかなと思う。


イルカさんよ!

なんで逃げなかったん--!?


壱岐の漁師が語った言葉

 「イルカの愛情は人間以上ではないかと思います。網から一頭が逃げ出すでしょう。

ところがその一頭は網の中の仲間を思ってですか、いつまでも網のまわりを離れない」



つまり家族や仲間を置き去りにして自分だけ逃げる、ということはしないっていうこと。。

とっさのとき、自分だけ助かろうとする「かもしれない」愚かな私とはエライ違い。。。




またこんな話もあります。



本「イルカが人を癒す」(P53)より

1993年10月、ドイツのフライブルグで開催されたイルカ・クジラ会議で

ショッキングなビデオが紹介されたという。

その会議に出席していた、イルカの魅力を世界中にアピールする活動を続けている

オランダ在住の日本人、静子・アウェハントさんが教えてくれた


「最初からすごいビデオが流れたのよ。水族館に芸をするイルカがいるでしょ。

ドイツの水族館で起ったことだけどね、ショーが始まるというので、

何頭かのイルカがプールに出てきたのね。
そのうちの一頭がね、確かシンドバットという名前だったけど、

何と、お腹を上にしたままになっちゃったの。

イルカは背中にある噴気穴で息をするでよ。

お腹を上にしていると、当然息ができなくなるわけ。

そのままだと確実に死んでしまうの。それで残りのイルカが何とか、

そんなことは止めさせようとつついたりするんだけど、

その一頭は、もう決死の覚悟というか、完全に自殺ね。息をしようとしないの。
場内は騒然としているわけ。調教師が助けに水の中へ入るんだけど、

今度は仲間のイルカたちが人間が近づくのを邪魔するの。

捕らわれのイルカたちが命をかけて抗議したのよね。

結局シンドバッドは人間が懸命に心臓マッサージをしたんだけど死んじゃった。

イルカを見せ物にすることは考えなくっちゃいけないわね。ホント、ショックだった」


仲間がモリで刺されたなら、モリのロープを食いちぎろうとするとも言っている。
仲間を思う気持ち、自殺すること、こういったことを見るだけでも、

イルカを単に頭がいい動物として見るだけでは、彼らの本質には迫れないことは明らかである。

あああああああイルカさんよ イルカさんよ あんたはエライ! もうレベルが違うわああ-

人間とイルカとでは愛情、精神面にいたって上だと思う。

他の動物にしても純粋な愛、純粋な心を持ってる


こんな動物を殺そうとする人間。。生け捕りにしようとする人間。。。悪魔なのか?人間

ひょっとして人間が一番劣ってるんではないでしょうか。。?