東京ビックサイトで行われている展示会に行ってきました。

 

FOOMA JAPAN 2023|一般社団法人 日本食品機械工業会主催

 

食品工場、飲食店などで使われる「食品を作る機械」の展示会。
パンを焼いたり、餃子を焼いたり、麺をゆでたり、野菜・果物をカットしたり、乳製品などを攪拌したり、粘性のあるものをポンプで送ったり、鮮度・品質保持するための機械だったり、小袋・パウチなど包装・充填技術だったり、計測・分析・検査したり、衛生管理、作業着、環境対策、省エネ、リサイクルなど多数の会社が出店しています。場内は撮影不可です。ノーフォトです。

 

基本的には見ていて楽しいのですが、豚の解体機械・設備の展示がありました。奥ではディスプレイで豚を後ろ足で吊り下げてとさつラインに送る映像が流れていました。お肉をいただくのはそういうこととわかってはいてもね。つらいところです。

 

出展社の人たちと話をするには、名刺交換が必要となります。名刺交換する場合は、自分の仕事で自分の仕事で関わる可能性がある会社に限られます。出展者としては商売になる人を探しているのですから。

 

私が名刺交換したところは、狭いブースで社長が一人ぽつんとと立っている会社、男性社員が3人立っている会社、地味な会社が多かったです。派手な会社はノベルティグッズ用意して、数人コンパニオンを用意して呼び込みしてます。

TOYOXさん。コンパニオン3人いて、大きなマイバッグとペットボトルお茶で名刺を回収してました。私ももらいました。

 

午前中は展示会を回り、午後はシンポジウムへ。

講演会 農林水産省 外食・食文化課食品ロス・リサイクル室長 森幸子様
・食品ロスの現状 気候変動による被害、大規模自然災害増加等
・食品ロスの削減に関する法制度・目標 事業系食品ロスに関する目標
・事業系食品ロスの削減に向けた取り組み 商慣習、納品期限の緩和、賞味期限の年月表示化、
 賞味期限の延長、納品期限緩和に取り組む事業者の公表、消費者への啓発、フードバンク活動、
・食品リサイクルについて 法の概要、食品廃棄物の種類と再生利用の手法、基本方針のポイント
 
内容はこんな感じで45分の講演会。国家公務員の室長クラスとなると講演が上手です。

淡々と要点をしっかりつかみながら説明してます。

 

商慣習って、たとえば賞味期限6ヶ月の商品があったとして、1/3ルールというのがあります。

6ヶ月の1/3は、2ヶ月。製造してから2ヶ月経過したものは納品できないってこと。

メーカーもしっかり生産管理在庫管理しないと納品できない。作ってから売れずに2ヶ月経ったらお店に並ばない。

メーカーがそれを廃棄処分です。もったいないですよね。

それを国が1/2に緩和できないかって言ってます。3ヶ月までOKじゃないのって。納品期限の緩和です。

 

消費者への啓発というと、コンビニでよくみる「手前取り、てまえとり」すぐに食べるのであれば手前にある賞味期限が短いものを買ってくださいと言うこと。廃棄物を減らすにはレストランでは頼みすぎない。残すようならお持ち帰りしましょうって。

お持ち帰りって難しいのは、家で食べたとき食中毒になったらどこの責任?移動中に温まって腐った?ちゃんと火が入っていれば大丈夫のはずですが。責任問題になりそう。フードバンクって利用したこともないし、寄付したこともない。消費者への啓発も国が進めるようです。

 

仕事では食品リサイクル法に基づいて仕事をしています。法遵守してます。

 

館林駅6時58分 特急(座席指定1050円追加料金)で浅草駅へ。

浅草から銀座線で新橋まで。始発電車なので確実に座れます。

新橋から国際展示場前までゆりかもめ。始発電車なので座れます。9時25分会場到着。

10時開始でした。

 

続きはまたあとで。