畠山重忠史跡公園に行ってきました。
深谷市ですが、合併前は川本町。
荒川を挟んで、ふかや花園アウトレットがあります。
その華やかさとは違い、川向こうは静かな田園地帯です。
お墓と銅像と公衆トイレとブランコがあるくらい。
24h営業というか管理者は常駐しておりません。公園です。
鎌倉殿の13人がなければ誰も知らない知る人が少ない公園です。
中川大志さん。真田丸で豊臣秀頼を演じていました。
その時は、イケメン俳優というイメージしかありませんでした。
今回、まさに武士の鑑という役柄をしっかりと演じられた。
大物俳優の仲間入りでしょうか。いずれ主演の話が多くなるでしょう。
1月9日祝日 12時頃。
畠山女史がここで写真を撮ってました。
最近建てられたのでしょうか、とても綺麗。
お墓です。
馬を背負ったという伝説の銅像。これはテレビで見てますね。
カルタにもなっているようです。
鎌倉殿の13人の平安末期から鎌倉初期については、日本史で大まかな流れはわかっていました。
今までも大河ドラマでこの時代を描いたものは多少見ていました。
ただ、主役は義経、政子、頼朝が多く、周りの人はあまりイメージが定着せず。
高橋直樹さんや永井路子さんのこの時代の小説は何度か読みました。
ただ、途中で読むのが嫌になるのです。次から次へと殺し合いをしていく。仲間を蹴落としていく。
文字で読むのはつらいのです。
まだ戦国時代の大義名分、義理人情などがあると読みやすいのですが、鎌倉殿は精神的にきつい。
小説では、三浦、和田、畠山など出てきますが、イメージがつかめなかった。
ただ今回の鎌倉殿の13人でイメージがしっかりしました。
小説を読み返すと、頭の中で登場人物が踊り出すかも知れません。
個人的には、おどおどした源実朝が印象に残ってます。和歌をちゃんと歌のように詠んでましたね。
仁田さんも良かった。高岸さんも俳優として活躍するでしょう。
いいひとばかりで書いたらきりが無いのです。
ひとつだけ、頼朝さんは、もっとどっしりとした真面目そうに見える人が良かったかな。
真面目だけど女好きのほうが意外性があったのかも。
畠山氏は、室町時代に管領として出てきますが、血のつながりはなさそう。
一説には、畠山重忠没後に、足利市が名跡を継いだとか。
阿野全成さんとみいさんの子孫は男性はいないけど、女性は京都で公家として残って、
子孫は後醍醐天皇の側室の阿野廉子となり建武の新政でにっくき北条を倒しました。
鶴丸は、北条家執事になり、子孫は長崎円喜。
鎌倉末期は、真田広之主演の大河ドラマ「太平記」が傑作です。