皆さんこんばんは。
たまです。
今日はただの雑記。
この間電車に乗っていたら、トレッキング帰りと思しき
4人組のご高齢の方々が私の近くにご乗車されてきました。
ボックスシートとはいえ酒盛りを始めたので、
私はその時点でその方々への意識を遮断したのですが、
あまりにもデカい話し声が私の意識のバリアを突破。
酷い内容のトークを、30分にわたって私の頭に
叩き込んできました。
まず一人の女性が親族と旅行に行った時の話をしていて、
「息子の嫁から『あなたとは格が違うから一緒に移動しません』て言われた」
というエピソードを披露。
んなこと言うやついるわけねーだろ。
全世界を探せばそのレベルの不躾な人間はいるかもしれないが、
そんな話題性に富んだ人間が都合よくあんたの身近にいるもんかよ。
恐らく厳密に問い詰めれば、こういう結論になるのでしょう。
「そういう意思を感じた」と。
あまりにも無益なトークは、今をときめくアスリートにも襲い掛かりました。
あろうことか大谷翔平を「みんなの息子」と言い出したのです。
なんでも、自分の子供のことより大谷翔平のことばかり考えている模様。
いやまぁ、他人に向かって格が違うなどと言い放つ女(実在するのであれば)を
嫁にもらうような阿呆な男のことを考えているよりも
大谷翔平のことを考えている方が楽しいのは容易に想像がつきます。
大谷翔平本人がどう考えているかは別としてその気持ちは理解しますが、
その後に続いた放言が噴飯ものでした。
「みんなの息子になっちゃって、大谷くんのご両親は可哀想よねぇ。
自分の手から離れちゃってぇ~」
大谷を勝手に息子扱いするに飽きたらず、大谷を奪った気になって
ご両親様を哀れむ暴挙。
お前は何様だというツッコミを我慢しきった私は賞賛されるべきです。
あんたらの勝手な思い込みに影響されるはずもなく、大谷のご両親様は
ご子息を愛していらっしゃるでしょうし、別にご自身の手を離れたなどと
思ってはいないことでしょう。万が一そうだったとしても、どこの馬の骨とも
知れない人間に奪われたとは思うことは太陽が西から昇ることくらいありえません。
他にも政治がどうとか若いモンの教育がこうとか、
テンプレート通りの老害トークを大声で繰り広げていたので、
移動中は本当に堪ったものではありませんでした。
内容は別にしても本当にうるさかったので車内で注目を集めていて、
ドア際に立っていた若い二人組が時折ご高齢の方々をチラ見。
私がふと顔を上げたら同情的な視線と目が合ったので、
私自身もいたたまれませんでした。
完全に「あんなのが近くに座ってて可哀想」と思われたのでしょう。
電車を降りる頃には、座っていたのにすっかり疲れてしまいました。
あんな老人にはなるまい、と思わせられたので反面教師的に役立つかも
しれませんが、もう少しポジティブにこうなりたいと思わせてもらえる
老人はその辺におらんもんかな、と頭が痛いです。
今日はいじょー。