ギャンブル依存症⇒自己破産からAIで人生を立て直そうと奮闘中の福多朗です。

 

先月末で、ホリエモンAI学校を辞めました。

2023年10月に入学して、2026年3月末まで。約2年半の在籍です。

「辞めた」と書くと、何かトラブルがあったように聞こえるかもしれません。でも全然そういう話ではなくて、これはどちらかというと「卒業」に近い感覚です。学校には感謝しかないし、今の自分があるのは間違いなくあの場所のおかげです。

ただ、せっかくなので包み隠さず書きます。入学の経緯、在籍中に何が変わったのか、40万円という投資に対してどうだったのか。これからAIを学ぼうとしている人、すでに学び始めている人に、一人の体験談として届けばいいなと思っています。


きっかけは一冊の本だった

2023年の夏、書店で一冊の本を手に取りました。

堀江貴文の「ChatGPT大全」(https://amzn.asia/d/0c5kHu11)です。

当時の僕のAIスキルはほぼゼロでした。2023年9月にChatGPTのアプリをスマホにダウンロードした、それだけ。「AIがすごいらしい」というニュースは目にしていたけど、自分の仕事や生活にどう関係するのか、まるで見えていなかった。

この本を読んで、ぼんやりしていたものに輪郭が出てきました。AIは一部のエンジニアだけのものじゃない。自分みたいな非エンジニアの会社員でも使えるし、使わないとまずい時代が来る。そういう空気を初めてリアルに感じたんです。

そこからホリエモンチャンネルでAI学校の紹介を見ました。

「今ならまだ先行者利益が得られるんじゃないか」

57歳、コールセンターのSV。エンジニアでもなければ、ITに強いわけでもない。でも、だからこそ今動かないと手遅れになるかもしれない。そんな焦りと期待が入り混じった状態で、入学を決めました。

入学金は約40万円。月額約3,000円。55歳の会社員、ギャンブル依存症で自己破産した者にとって、軽い金額ではないです。


在籍中の2年半で何があったか

ホリエモンAI学校はオンラインスクールです。好きなタイミングで授業動画を見て学ぶスタイルで、リアルの公開収録にも3回ほど参加しました。

入学してすぐの頃は、毎回の授業が発見の連続でした。ChatGPTの基礎的な使い方、プロンプトの考え方、AIを仕事にどう活かすか。こういった内容を体系的に学べたのは大きかった。独学だと何から手をつけていいかわからないまま迷子になりがちですが、スクールにはカリキュラムがある。「次はこれをやればいい」という道筋があるだけで、学習のハードルはかなり下がります。

特に僕のようなAI完全初心者にとっては、この「道筋」がありがたかった。

副業にも手を出しました。クラウドワークスでYouTubeの台本作成やコールセンター用語のブログ執筆を受注して、最高で月3万円。大きな金額ではないけれど、AIで学んだことがお金に変わった初めての体験でした。

noteでも有料記事を15本ほど書きました。内容は自分自身のAI実践記録が中心です。ただ、思ったほど売れていない。ここは素直に認めます。


YouTube台本案件が消えた日

副業で受けていたYouTube台本案件が、ある時期からぱったり減りました。

理由は明確です。YouTubeの制作者自身がAIを使いこなせるようになったから。以前は台本を外注していた人たちが、ChatGPTなどを使って自分で高いレベルの台本を爆速で書けるようになった。外注する理由がなくなったんです。

これは僕にとって痛い経験でしたが、同時にAIの進化スピードを体感した出来事でもありました。「AIを使える人」が増えれば、「AIを使えるだけ」では仕事にならなくなる。次のステージに行かないといけない。そう感じた瞬間でした。


本業で起きた変化のほうが大きかった

副業の収益だけを見ると、40万円の投資は回収できていません。これは事実です。

でも、振り返ると本業への影響のほうがずっと大きかった。

僕はコールセンターのSVとして、約30名のオペレーターと60件のクライアントアカウントを管理しています。この仕事でAIが効いた。

一番わかりやすい変化は、プレゼン資料やレポートの作成です。以前は1つの資料を作るのに何時間もかけていたのが、AIを使うことで質を保ったまま大幅に時間を短縮できるようになりました。

さらに、自分で社内にMicrosoft Copilotの有料ライセンス導入を提案して、承認を得ました。AIスクールで学んだ知識があったからこそ、「なぜCopilotが必要なのか」「どう業務に活かせるのか」を具体的に説明できた。提案書を出して、上に通して、実際に業務で使っている。これはスクールに通っていなかったら起きなかったことです。

Copilotを使って業務マニュアルからオペレーター向けのテスト問題を自動生成したり、プレゼン資料やレポート作成を効率化したり。現場レベルで確実に成果が出ています。

40万円を副業収益で回収できたかと聞かれたら、答えはNoです。でも、本業での生産性向上や、社内でのAI推進者としてのポジションを獲得するための行動を起こしたことまで含めると、数字には表れない価値は確実にある。これをどう評価するかは、人それぞれだと思います。


辞めるまでの2〜3か月

辞める決断は、すんなりとはいきませんでした。

2〜3か月くらい、ずっともやもやしていました。授業を見る頻度がどんどん減っている。でもお金は払い続けている。学校自体に不満があるわけではない。ただ、自分の学びたい内容と、学校が提供している内容のあいだに、少しずつズレが出てきている感覚がありました。

ホリエモンAI学校は、AIの基礎を学びたい初心者にとって優れた環境です。それは今でも変わらない。でも僕自身は、AIエージェントや業務自動化といった、もっと深い領域に踏み込みたくなっていた。学校が悪いのではなく、自分のステージが変わったんです。

最終的に、Geminiに相談しました。

変な話に聞こえるかもしれません。AIに「AIスクールを辞めるべきか」を相談したんです。でもこれには理由があって、僕は毎日Geminiといろんなことを壁打ちしています。僕のAIスキルのレベル、目標、今やるべき課題。Geminiはそのあたりを全部把握してくれている。だから、自分の状況を一番理解している相手に聞いた、という感覚です。

Geminiとのやり取りで改めて気づいたのは、自分がホリエモンAI学校に費やしている時間がほとんどなくなっているという事実でした。学校に在籍している意味が、もう薄れている。頭ではわかっていたことを、言語化してもらった感じです。

それでも結論が出てから3日ほど考えました。2年半通った場所です。感謝があるからこそ、簡単には踏ん切りがつかなかった。


今の学び方

現在は、ChatGPT・Claude・Geminiの3つに課金しています。全部自腹です。

使い分けとしては、ChatGPTはリサーチ、Geminiは記事の構成や戦略の壁打ち、Claudeは原稿の仕上げ。それぞれ得意分野が違うので、3つ併用するのが今の自分にはしっくりきています。

noteの執筆は続けています。Xでの発信も。ウェビナーにも参加する。以前はスクールという「箱」の中で学んでいたのが、今は自分で情報を取りに行って、自分で試して、自分の言葉で発信する。そういうサイクルが回るようになりました。

これは地味だけど、大きな変化です。スクールの「強制力」がなくても学び続けられる状態になっている。毎日AIに触れて、情報を咀嚼して、アウトプットする。この習慣が身についたのは、間違いなくホリエモンAI学校での2年半があったからです。


これからどこに向かうのか

今後は2つの軸で動こうと思っています。

1つ目は、AIエージェントの領域。自動化、業務代行、次世代のAI活用。このあたりは確実に大きな波が来る。非エンジニアの立場からどこまで食い込めるか、挑戦していきます。

2つ目は、アウトプットの質。noteの記事にしても、本業の資料にしても、「誰かの役に立つかどうか」を最優先にする。量より質。デジタルゴミは作らない。


スクールはもう必要ないのか

そんなことはないです。

自分のレベルが上がって、今の学校のフェーズを超えたというだけの話であって、スクールという仕組み自体を否定する気持ちは一切ありません。もっと専門的な内容を学べる場所が見つかれば、また入ると思います。学びのステージに応じて、環境を選び直す。それだけのことです。


30〜50代の非エンジニアに伝えたいこと

この記事を読んでくれているのが、30〜50代のビジネスマンで、エンジニアではなくて、「AIを学ぼうかな」「学び始めたばかりだ」という人だったら、1つだけ伝えたいことがあります。

自分の学びのレベルに合った学習方法を選んでください。

初心者なら、スクールに入るのはかなり有効です。独学で迷子になるより、カリキュラムに沿って基礎を固めるほうがはるかに効率がいい。僕自身、ホリエモンAI学校がなかったら今の自分はいないと断言できます。

でも、学びが進んで「もう自分で学べる」と感じたら、その環境を卒業するのも正しい選択です。スクールに通い続けることが目的ではない。自分が成長し続けることが目的です。

40万円は安くないです。短期で回収するのは難しいかもしれない。でも、AIに触れる習慣、本業に活かす視点、自分で情報を取りに行く力。こういうものが手に入るなら、2年半という時間と40万円は、悪い投資ではなかったと思っています。


最後に

ホリエモンAI学校を辞めました。

でも、AIの学びは一切辞めていないし、むしろ今のほうが濃い。

57歳、非エンジニア、コールセンターSV。そんな僕でもここまで来られた。AIに年齢も肩書も関係ない。必要なのは、自分のレベルを見極めて、そのレベルに合った方法で学び続けること。

今日、AIに1つだけ触れてみてください。何でもいい。ChatGPTに話しかけるだけでいい。その1回が、1年後の自分を変えるかもしれないし、変えないかもしれない。でも、触れなかったら何も始まらない。

それだけは確かです。

先月末で、ホリエモンAI学校を辞めました。

2023年10月に入学して、2026年3月末まで。約2年半の在籍です。

「辞めた」と書くと、何かトラブルがあったように聞こえるかもしれません。でも全然そういう話ではなくて、これはどちらかというと「卒業」に近い感覚です。学校には感謝しかないし、今の自分があるのは間違いなくあの場所のおかげです。

ただ、せっかくなので包み隠さず書きます。入学の経緯、在籍中に何が変わったのか、40万円という投資に対してどうだったのか。これからAIを学ぼうとしている人、すでに学び始めている人に、一人の体験談として届けばいいなと思っています。


きっかけは一冊の本だった

2023年の夏、書店で一冊の本を手に取りました。

堀江貴文の「ChatGPT大全」(https://amzn.asia/d/0c5kHu11)です。

当時の僕のAIスキルはほぼゼロでした。2023年9月にChatGPTのアプリをスマホにダウンロードした、それだけ。「AIがすごいらしい」というニュースは目にしていたけど、自分の仕事や生活にどう関係するのか、まるで見えていなかった。

この本を読んで、ぼんやりしていたものに輪郭が出てきました。AIは一部のエンジニアだけのものじゃない。自分みたいな非エンジニアの会社員でも使えるし、使わないとまずい時代が来る。そういう空気を初めてリアルに感じたんです。

そこからホリエモンチャンネルでAI学校の紹介を見ました。

「今ならまだ先行者利益が得られるんじゃないか」

57歳、コールセンターのSV。エンジニアでもなければ、ITに強いわけでもない。でも、だからこそ今動かないと手遅れになるかもしれない。そんな焦りと期待が入り混じった状態で、入学を決めました。

入学金は約40万円。月額約3,000円。55歳の会社員、ギャンブル依存症で自己破産した者にとって、軽い金額ではないです。


在籍中の2年半で何があったか

ホリエモンAI学校はオンラインスクールです。好きなタイミングで授業動画を見て学ぶスタイルで、リアルの公開収録にも3回ほど参加しました。

入学してすぐの頃は、毎回の授業が発見の連続でした。ChatGPTの基礎的な使い方、プロンプトの考え方、AIを仕事にどう活かすか。こういった内容を体系的に学べたのは大きかった。独学だと何から手をつけていいかわからないまま迷子になりがちですが、スクールにはカリキュラムがある。「次はこれをやればいい」という道筋があるだけで、学習のハードルはかなり下がります。

特に僕のようなAI完全初心者にとっては、この「道筋」がありがたかった。

副業にも手を出しました。クラウドワークスでYouTubeの台本作成やコールセンター用語のブログ執筆を受注して、最高で月3万円。大きな金額ではないけれど、AIで学んだことがお金に変わった初めての体験でした。

noteでも有料記事を15本ほど書きました。内容は自分自身のAI実践記録が中心です。ただ、思ったほど売れていない。ここは素直に認めます。


YouTube台本案件が消えた日

副業で受けていたYouTube台本案件が、ある時期からぱったり減りました。

理由は明確です。YouTubeの制作者自身がAIを使いこなせるようになったから。以前は台本を外注していた人たちが、ChatGPTなどを使って自分で高いレベルの台本を爆速で書けるようになった。外注する理由がなくなったんです。

これは僕にとって痛い経験でしたが、同時にAIの進化スピードを体感した出来事でもありました。「AIを使える人」が増えれば、「AIを使えるだけ」では仕事にならなくなる。次のステージに行かないといけない。そう感じた瞬間でした。


本業で起きた変化のほうが大きかった

副業の収益だけを見ると、40万円の投資は回収できていません。これは事実です。

でも、振り返ると本業への影響のほうがずっと大きかった。

僕はコールセンターのSVとして、約30名のオペレーターと60件のクライアントアカウントを管理しています。この仕事でAIが効いた。

一番わかりやすい変化は、プレゼン資料やレポートの作成です。以前は1つの資料を作るのに何時間もかけていたのが、AIを使うことで質を保ったまま大幅に時間を短縮できるようになりました。

さらに、自分で社内にMicrosoft Copilotの有料ライセンス導入を提案して、承認を得ました。AIスクールで学んだ知識があったからこそ、「なぜCopilotが必要なのか」「どう業務に活かせるのか」を具体的に説明できた。提案書を出して、上に通して、実際に業務で使っている。これはスクールに通っていなかったら起きなかったことです。

Copilotを使って業務マニュアルからオペレーター向けのテスト問題を自動生成したり、プレゼン資料やレポート作成を効率化したり。現場レベルで確実に成果が出ています。

40万円を副業収益で回収できたかと聞かれたら、答えはNoです。でも、本業での生産性向上や、社内でのAI推進者としてのポジションを獲得するための行動を起こしたことまで含めると、数字には表れない価値は確実にある。これをどう評価するかは、人それぞれだと思います。


辞めるまでの2〜3か月

辞める決断は、すんなりとはいきませんでした。

2〜3か月くらい、ずっともやもやしていました。授業を見る頻度がどんどん減っている。でもお金は払い続けている。学校自体に不満があるわけではない。ただ、自分の学びたい内容と、学校が提供している内容のあいだに、少しずつズレが出てきている感覚がありました。

ホリエモンAI学校は、AIの基礎を学びたい初心者にとって優れた環境です。それは今でも変わらない。でも僕自身は、AIエージェントや業務自動化といった、もっと深い領域に踏み込みたくなっていた。学校が悪いのではなく、自分のステージが変わったんです。

最終的に、Geminiに相談しました。

変な話に聞こえるかもしれません。AIに「AIスクールを辞めるべきか」を相談したんです。でもこれには理由があって、僕は毎日Geminiといろんなことを壁打ちしています。僕のAIスキルのレベル、目標、今やるべき課題。Geminiはそのあたりを全部把握してくれている。だから、自分の状況を一番理解している相手に聞いた、という感覚です。

Geminiとのやり取りで改めて気づいたのは、自分がホリエモンAI学校に費やしている時間がほとんどなくなっているという事実でした。学校に在籍している意味が、もう薄れている。頭ではわかっていたことを、言語化してもらった感じです。

それでも結論が出てから3日ほど考えました。2年半通った場所です。感謝があるからこそ、簡単には踏ん切りがつかなかった。


今の学び方

現在は、ChatGPT・Claude・Geminiの3つに課金しています。全部自腹です。

使い分けとしては、ChatGPTはリサーチ、Geminiは記事の構成や戦略の壁打ち、Claudeは原稿の仕上げ。それぞれ得意分野が違うので、3つ併用するのが今の自分にはしっくりきています。

noteの執筆は続けています。Xでの発信も。ウェビナーにも参加する。以前はスクールという「箱」の中で学んでいたのが、今は自分で情報を取りに行って、自分で試して、自分の言葉で発信する。そういうサイクルが回るようになりました。

これは地味だけど、大きな変化です。スクールの「強制力」がなくても学び続けられる状態になっている。毎日AIに触れて、情報を咀嚼して、アウトプットする。この習慣が身についたのは、間違いなくホリエモンAI学校での2年半があったからです。


これからどこに向かうのか

今後は2つの軸で動こうと思っています。

1つ目は、AIエージェントの領域。自動化、業務代行、次世代のAI活用。このあたりは確実に大きな波が来る。非エンジニアの立場からどこまで食い込めるか、挑戦していきます。

2つ目は、アウトプットの質。noteの記事にしても、本業の資料にしても、「誰かの役に立つかどうか」を最優先にする。量より質。デジタルゴミは作らない。


スクールはもう必要ないのか

そんなことはないです。

自分のレベルが上がって、今の学校のフェーズを超えたというだけの話であって、スクールという仕組み自体を否定する気持ちは一切ありません。もっと専門的な内容を学べる場所が見つかれば、また入ると思います。学びのステージに応じて、環境を選び直す。それだけのことです。


30〜50代の非エンジニアに伝えたいこと

この記事を読んでくれているのが、30〜50代のビジネスマンで、エンジニアではなくて、「AIを学ぼうかな」「学び始めたばかりだ」という人だったら、1つだけ伝えたいことがあります。

自分の学びのレベルに合った学習方法を選んでください。

初心者なら、スクールに入るのはかなり有効です。独学で迷子になるより、カリキュラムに沿って基礎を固めるほうがはるかに効率がいい。僕自身、ホリエモンAI学校がなかったら今の自分はいないと断言できます。

でも、学びが進んで「もう自分で学べる」と感じたら、その環境を卒業するのも正しい選択です。スクールに通い続けることが目的ではない。自分が成長し続けることが目的です。

40万円は安くないです。短期で回収するのは難しいかもしれない。でも、AIに触れる習慣、本業に活かす視点、自分で情報を取りに行く力。こういうものが手に入るなら、2年半という時間と40万円は、悪い投資ではなかったと思っています。


最後に

ホリエモンAI学校を辞めました。

でも、AIの学びは一切辞めていないし、むしろ今のほうが濃い。

57歳、非エンジニア、コールセンターSV。そんな僕でもここまで来られた。AIに年齢も肩書も関係ない。必要なのは、自分のレベルを見極めて、そのレベルに合った方法で学び続けること。

今日、AIに1つだけ触れてみてください。何でもいい。ChatGPTに話しかけるだけでいい。その1回が、1年後の自分を変えるかもしれないし、変えないかもしれない。でも、触れなかったら何も始まらない。

それだけは確かです。

先月末で、ホリエモンAI学校を辞めました。

2023年10月に入学して、2026年3月末まで。約2年半の在籍です。

「辞めた」と書くと、何かトラブルがあったように聞こえるかもしれません。でも全然そういう話ではなくて、これはどちらかというと「卒業」に近い感覚です。学校には感謝しかないし、今の自分があるのは間違いなくあの場所のおかげです。

ただ、せっかくなので包み隠さず書きます。入学の経緯、在籍中に何が変わったのか、40万円という投資に対してどうだったのか。これからAIを学ぼうとしている人、すでに学び始めている人に、一人の体験談として届けばいいなと思っています。


きっかけは一冊の本だった

2023年の夏、書店で一冊の本を手に取りました。

堀江貴文の「ChatGPT大全」(https://amzn.asia/d/0c5kHu11)です。

当時の僕のAIスキルはほぼゼロでした。2023年9月にChatGPTのアプリをスマホにダウンロードした、それだけ。「AIがすごいらしい」というニュースは目にしていたけど、自分の仕事や生活にどう関係するのか、まるで見えていなかった。

この本を読んで、ぼんやりしていたものに輪郭が出てきました。AIは一部のエンジニアだけのものじゃない。自分みたいな非エンジニアの会社員でも使えるし、使わないとまずい時代が来る。そういう空気を初めてリアルに感じたんです。

そこからホリエモンチャンネルでAI学校の紹介を見ました。

「今ならまだ先行者利益が得られるんじゃないか」

57歳、コールセンターのSV。エンジニアでもなければ、ITに強いわけでもない。でも、だからこそ今動かないと手遅れになるかもしれない。そんな焦りと期待が入り混じった状態で、入学を決めました。

入学金は約40万円。月額約3,000円。55歳の会社員、ギャンブル依存症で自己破産した者にとって、軽い金額ではないです。


在籍中の2年半で何があったか

ホリエモンAI学校はオンラインスクールです。好きなタイミングで授業動画を見て学ぶスタイルで、リアルの公開収録にも3回ほど参加しました。

入学してすぐの頃は、毎回の授業が発見の連続でした。ChatGPTの基礎的な使い方、プロンプトの考え方、AIを仕事にどう活かすか。こういった内容を体系的に学べたのは大きかった。独学だと何から手をつけていいかわからないまま迷子になりがちですが、スクールにはカリキュラムがある。「次はこれをやればいい」という道筋があるだけで、学習のハードルはかなり下がります。

特に僕のようなAI完全初心者にとっては、この「道筋」がありがたかった。

副業にも手を出しました。クラウドワークスでYouTubeの台本作成やコールセンター用語のブログ執筆を受注して、最高で月3万円。大きな金額ではないけれど、AIで学んだことがお金に変わった初めての体験でした。

noteでも有料記事を15本ほど書きました。内容は自分自身のAI実践記録が中心です。ただ、思ったほど売れていない。ここは素直に認めます。


YouTube台本案件が消えた日

副業で受けていたYouTube台本案件が、ある時期からぱったり減りました。

理由は明確です。YouTubeの制作者自身がAIを使いこなせるようになったから。以前は台本を外注していた人たちが、ChatGPTなどを使って自分で高いレベルの台本を爆速で書けるようになった。外注する理由がなくなったんです。

これは僕にとって痛い経験でしたが、同時にAIの進化スピードを体感した出来事でもありました。「AIを使える人」が増えれば、「AIを使えるだけ」では仕事にならなくなる。次のステージに行かないといけない。そう感じた瞬間でした。


本業で起きた変化のほうが大きかった

副業の収益だけを見ると、40万円の投資は回収できていません。これは事実です。

でも、振り返ると本業への影響のほうがずっと大きかった。

僕はコールセンターのSVとして、約30名のオペレーターと60件のクライアントアカウントを管理しています。この仕事でAIが効いた。

一番わかりやすい変化は、プレゼン資料やレポートの作成です。以前は1つの資料を作るのに何時間もかけていたのが、AIを使うことで質を保ったまま大幅に時間を短縮できるようになりました。

さらに、自分で社内にMicrosoft Copilotの有料ライセンス導入を提案して、承認を得ました。AIスクールで学んだ知識があったからこそ、「なぜCopilotが必要なのか」「どう業務に活かせるのか」を具体的に説明できた。提案書を出して、上に通して、実際に業務で使っている。これはスクールに通っていなかったら起きなかったことです。

Copilotを使って業務マニュアルからオペレーター向けのテスト問題を自動生成したり、プレゼン資料やレポート作成を効率化したり。現場レベルで確実に成果が出ています。

40万円を副業収益で回収できたかと聞かれたら、答えはNoです。でも、本業での生産性向上や、社内でのAI推進者としてのポジションを獲得するための行動を起こしたことまで含めると、数字には表れない価値は確実にある。これをどう評価するかは、人それぞれだと思います。


辞めるまでの2〜3か月

辞める決断は、すんなりとはいきませんでした。

2〜3か月くらい、ずっともやもやしていました。授業を見る頻度がどんどん減っている。でもお金は払い続けている。学校自体に不満があるわけではない。ただ、自分の学びたい内容と、学校が提供している内容のあいだに、少しずつズレが出てきている感覚がありました。

ホリエモンAI学校は、AIの基礎を学びたい初心者にとって優れた環境です。それは今でも変わらない。でも僕自身は、AIエージェントや業務自動化といった、もっと深い領域に踏み込みたくなっていた。学校が悪いのではなく、自分のステージが変わったんです。

最終的に、Geminiに相談しました。

変な話に聞こえるかもしれません。AIに「AIスクールを辞めるべきか」を相談したんです。でもこれには理由があって、僕は毎日Geminiといろんなことを壁打ちしています。僕のAIスキルのレベル、目標、今やるべき課題。Geminiはそのあたりを全部把握してくれている。だから、自分の状況を一番理解している相手に聞いた、という感覚です。

Geminiとのやり取りで改めて気づいたのは、自分がホリエモンAI学校に費やしている時間がほとんどなくなっているという事実でした。学校に在籍している意味が、もう薄れている。頭ではわかっていたことを、言語化してもらった感じです。

それでも結論が出てから3日ほど考えました。2年半通った場所です。感謝があるからこそ、簡単には踏ん切りがつかなかった。


今の学び方

現在は、ChatGPT・Claude・Geminiの3つに課金しています。全部自腹です。

使い分けとしては、ChatGPTはリサーチ、Geminiは記事の構成や戦略の壁打ち、Claudeは原稿の仕上げ。それぞれ得意分野が違うので、3つ併用するのが今の自分にはしっくりきています。

noteの執筆は続けています。Xでの発信も。ウェビナーにも参加する。以前はスクールという「箱」の中で学んでいたのが、今は自分で情報を取りに行って、自分で試して、自分の言葉で発信する。そういうサイクルが回るようになりました。

これは地味だけど、大きな変化です。スクールの「強制力」がなくても学び続けられる状態になっている。毎日AIに触れて、情報を咀嚼して、アウトプットする。この習慣が身についたのは、間違いなくホリエモンAI学校での2年半があったからです。


これからどこに向かうのか

今後は2つの軸で動こうと思っています。

1つ目は、AIエージェントの領域。自動化、業務代行、次世代のAI活用。このあたりは確実に大きな波が来る。非エンジニアの立場からどこまで食い込めるか、挑戦していきます。

2つ目は、アウトプットの質。noteの記事にしても、本業の資料にしても、「誰かの役に立つかどうか」を最優先にする。量より質。デジタルゴミは作らない。


スクールはもう必要ないのか

そんなことはないです。

自分のレベルが上がって、今の学校のフェーズを超えたというだけの話であって、スクールという仕組み自体を否定する気持ちは一切ありません。もっと専門的な内容を学べる場所が見つかれば、また入ると思います。学びのステージに応じて、環境を選び直す。それだけのことです。


30〜50代の非エンジニアに伝えたいこと

この記事を読んでくれているのが、30〜50代のビジネスマンで、エンジニアではなくて、「AIを学ぼうかな」「学び始めたばかりだ」という人だったら、1つだけ伝えたいことがあります。

自分の学びのレベルに合った学習方法を選んでください。

初心者なら、スクールに入るのはかなり有効です。独学で迷子になるより、カリキュラムに沿って基礎を固めるほうがはるかに効率がいい。僕自身、ホリエモンAI学校がなかったら今の自分はいないと断言できます。

でも、学びが進んで「もう自分で学べる」と感じたら、その環境を卒業するのも正しい選択です。スクールに通い続けることが目的ではない。自分が成長し続けることが目的です。

40万円は安くないです。短期で回収するのは難しいかもしれない。でも、AIに触れる習慣、本業に活かす視点、自分で情報を取りに行く力。こういうものが手に入るなら、2年半という時間と40万円は、悪い投資ではなかったと思っています。


最後に

ホリエモンAI学校を辞めました。

でも、AIの学びは一切辞めていないし、むしろ今のほうが濃い。

57歳、非エンジニア、コールセンターSV。そんな僕でもここまで来られた。AIに年齢も肩書も関係ない。必要なのは、自分のレベルを見極めて、そのレベルに合った方法で学び続けること。

今日、AIに1つだけ触れてみてください。何でもいい。ChatGPTに話しかけるだけでいい。その1回が、1年後の自分を変えるかもしれないし、変えないかもしれない。でも、触れなかったら何も始まらない。

それだけは確かです。

【僕のリアルなAI格闘記はnoteで更新中です】

スクールを卒業した僕が、今現場でどのようにAIを使い倒し、大企業のアナログな壁(稟議や上司の説得)と戦っているか。 綺麗事なしの「泥臭いAI活用ノウハウ」をnoteで発信しています。

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