メモふと見掛けた、住宅建築の現場に思うこと】


昨日は、佳いクリスマスを過ごされましたか?今日が仕事納めの方も多いと思います。(*^_^*)

年末が近づいて来ましたが…車で移動していると建築中の住宅を見掛けますね?私は職業柄、どうしても見てしまうんですよ。まだ棟上げをして間がなかったり、工事が進んでいる現場だったりするんですが、私の頭の中には様々な思いが浮かんできます。

(´・_・`)

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どの現場にも必ず、完成を楽しみに待っている施主様が おられるんですが…土地から探したり業者をどこに決めるか悩んだり、間取りをどうしようかと迷ったりと、何ヶ月もの時間を費やされた事でしょう。

それだけに、建築中の我が家の様子が気になると思うんですよ?その お気持ちを知っているだけに…見掛ける現場によっては "複雑な思い"になってしまう時もあります。

この現場の建築業者は、何を考えて住宅建築の仕事をしているのだろうか?……と。(。-_-。)

昨日も某建築現場を見たのですが、正直、この国の"気候"を考えているんだろうかと疑問を持ってしまいました。詳細は書けませんが「これは あんまりだ…」と、悲しくなったんです。ただし違法建築とかではないですよ?

でも…完成すれば生活が始まり、家族の"年輪"を刻んでゆく【住まい】となります。耐震性では有利と言われている工法や材でも、いつまで住めるのか?という耐久性を考えねばなりません。

せめて、孫の代までは住み継いでゆきたいものです。

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また、実際の耐久性は"机上の計算"では判らないのです。確かな"実績"が必要でしょう。

弊社では"良い家づくり勉強会"を実施していますが…学ばれた施主様の中には、見掛けた住宅建築の現場に対して「あんなので大丈夫なんでしょうか?」と疑問を持たれる方もいらっしゃいます。

しかし、どの建築中の現場にも"完成を待つ"施主様が おられるんです。ですから「あれは…」と心の中に"複雑な感情"を持ってしまうのは、実に失礼な事だと思います。それでも私は…どうしても憂鬱な気分になってしまうのです。

我々 建築業者は、施主様の立場になった家づくりをしなければ なりません。それには、確かな実績のある中での住宅建築が望ましいと私は思っています。

誰かが見て…「?」が頭に浮かんでしまう、そんな建築現場には したくないものです。

(^_^)