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｢家づくり｣は楽しむものです♪】今朝は冷え込みましたか？高気密高断熱の家に住んでいると､一日中 暖かいので･･･よく分からないんですよ～？(^_^.)
さて､私は今も数組の施主様と｢間取り｣をﾌﾟﾗﾝﾆﾝｸﾞさせて頂いてますが､あくまでも施主様が｢主役｣でなくては なりません｡つまり､業者が主導する形になっていては駄目なんですね？そのﾌﾟﾗﾝした間取りで”実際に住む”のは施主様です｡
建築業者の役割というは､ﾌﾟﾛとしてｱﾄﾞﾊﾞｲｽをさせて頂く事なんだと､私は基本的に思っています｡けっして､業者の”押し付け”になっては いけません｡
そんな間取りﾌﾟﾗﾝですが､業者が適切なｱﾄﾞﾊﾞｲｽをする為にも･･･施主様からの｢希望｣を明確にする方法､または｢楽しむ｣ための方法があるんです｡
こちらをご覧ください｡(*^_^*)
すでにｺﾗﾑにも書きましたように､私自身も遥か昔ですが｢施主｣の立場だったのです｡当時は､まだ20代の若き施主でした｡しかし､手探りながらも何とか自分達がｲﾒｰｼﾞするﾏｲﾎｰﾑにしたくて､必死だったのですよ？
ですから､この画像のような｢ｽｸﾗｯﾌﾟ･ﾌﾞｯｸ｣を作りました｡ｽｹｯﾁ帳を使い､住宅雑誌などから､気に入った写真を切り抜いて貼り付けていったのです｡
実に楽しい時間を過ごす事が出来ました｡
それは勿論､当時ﾏｲﾎｰﾑの建築を依頼した業者に｢頭の中のｲﾒｰｼﾞ｣を解ってもらう為です｡ (^_^)
なかなか｢ｲﾒｰｼﾞ｣って具体的に他人へ伝える事は難しいですから､何とか伝えたいと思い､必死だったのですよ？こんな過去があるので､今でも施主様の お気持ちを､痛いほど理解する事が出来ます｡
夢のﾏｲﾎｰﾑに詰め込まれた｢希望｣って､沢山ありますもんね～？こんな事も考えるので､ﾌﾟﾗﾝﾆﾝｸﾞには充分な時間をかけて頂きたいと思っています｡
焦っては駄目ですよ･･･？
また､ここで大切なのは建築業者が施主様の｢立場｣になって考えるという事でしょう｡ﾃﾞｻﾞｲﾝや間取りで｢何を｣求めておられるのか？それをしっかり受け止める｢姿勢｣が必要です｡
施主様が いくらｽｸﾗｯﾌﾟ･ﾌﾞｯｸを用意してきても､しっかりと｢見る｣姿勢を持たなくては､ただの紙になってしまいます｡
”その通りになる”事が重要ではなくて､貼られた写真などから滲み出てくる｢希望｣を感じ取るのです！そして それを間取り図面に反映させられる事が大切でしょう｡
少なくとも､施主だった当時の私が望んでいた事です｡建築業者にｽｸﾗｯﾌﾟ･ﾌﾞｯｸを見てもらえるだけでも嬉しかったんですよ～？
（＾－＾）
予断ですが､こんな事まで私は描いていました･･･(笑)
間取り図にあった｢収納｣の中まで､どう仕切りたいのか？展開図らしきﾓﾉを描いたのですよ｡何をどこに収納するかは､施主にしか分かりませんから･･･頭の中にある｢希望｣を伝えようと､とにかく必死でした｡
でも､これが｢施主様｣なんですよね？とても大切な事だと思います｡
せっかくのﾌﾟﾗﾝ打ち合わせです｡建築会社が出して来る図面を､ただ眺めるだけでなく施主様ご自身も､もっともっと｢参加｣してみませんか？さらに｢楽しんで｣みませんか？
お忙しい方も多いとは思うのですが､一生一度の家づくりです｡頭の中に詰まっている｢希望｣を､工夫して表現してみましょう｡ｽｸﾗｯﾌﾟ･ﾌﾞｯｸというのは､ひとつの形です｡自分なら･･･という表現方法が､他にもあると思いますよ～？ (^_^)/
最後に､これも大切な事です･･･あれだけ時間を費やして､気に入った間取りのﾏｲﾎｰﾑを当時の私は建てたのですが､残念ながら【良い家】には なりませんでした｡
ﾌﾟﾛとなった今なら判ります｡例え､どれだけﾃﾞｻﾞｲﾝや間取りが思い通りになっていても､”家そのもの”に問題があると台無しなんです｡
つまりは､10年毎にﾒﾝﾃﾅﾝｽが必要だったり､住宅ﾛｰﾝが完済する頃に建て替えしなければ ならないような家では？どうしようもありません･･･｡ (T_T)
まずは｢本当に良い家なのか？｣｢良い家が建つのか？｣を”しっかりと見極めて”から､建築業者と間取りのﾌﾟﾗﾝﾆﾝｸﾞを楽しんで下さいね～？
ｽｸﾗｯﾌﾟ･ﾌﾞｯｸに あれこれ貼ったり､書き込んだりするのって､本当に楽しいですよ～！きっと､目が輝いた打ち合わせになると思います｡
(*^^)v