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ﾏｲﾎｰﾑ建築は急いだ方が良いのか？】昨夜は突然の嵐だったようですね～？驚かれた方も多かったでしょう｡ (^_^;)
さて･･･来年の秋に､消費税率が８％から再度10％に引き上げられるか､どうか？が気になっていると思いますが､また新たに｢配偶者控除｣の廃止の動きも出てきました｡物価の上昇や他にも家計を脅かす事が多い ご時世だと言うのに､何とも世知辛く感じてしまいます｡
こうなると･･･ﾏｲﾎｰﾑを持つのは せめて消費税が上がる前の｢今のうちに！｣と､急がれる施主様が さらに増えるかも知れませんね？
｢夢のﾏｲﾎｰﾑ｣とは言いますが､いざ行動に移すと それは｢現実｣となってきます｡例えば､建築費が2000万円の住宅で考えると､以前は５％だったので消費税は100万円でしたが､今の８％では160万円となります｡そして､このまま税率が10％になると”200万円”になってしまうのです｡
消費税だけで､そこそこの車が買えてしまいますね？これでは､気持ちに焦りが出てきても無理はないでしょう｡ (^_^.)
私は､｢今｣ﾏｲﾎｰﾑを建てても”無理がない”施主様であれば､消費税率が上がる前に｢夢｣を｢現実｣にして頂くべきだと思っています｡少しでも ご予算を”楽に”して下さいね？
しかし･･･まだ｢何年か先の計画｣である施主様の場合は”危険”が伴ってしまうかも知れません｡それは言うまでもなく､資金的な問題です｡
実は住宅というﾓﾉは､余程の低予算でもない限り”建てる”事は可能なのですよ？（勿論､中身は別問題）ここで大事なのは､｢ただ建てる｣だけなら出来るという事です｡
土地付きの一戸建てが手に入りますが､その様な ある意味”無計画”とも言えるﾏｲﾎｰﾑの取得には､当然ながら｢ﾘｽｸ｣を伴ってしまう可能性が高いと思います｡
けっして､脅かしている訳ではないのです･･･すみません｡ (T_T)
どうしても､住宅というのは｢人生｣を左右してしまうﾓﾉなのです｡計画的でないと､例えば｢住宅ﾛｰﾝ｣だって無理をしてしまい かねません｡充分な自己資金もなくﾏｲﾎｰﾑを建てると､どうしても｢ｷﾞﾘｷﾞﾘ｣か｢無理な｣予算を組んでしまうでしょう｡
例えﾏｲﾎｰﾑと言う｢形｣が出来ても､そこからｽﾀｰﾄする生活という｢現実｣に大きなｼﾜ寄せなど”来ない”と､誰が言い切れるのでしょうか？
忘れては いけないのが､住宅には必ず｢ﾒﾝﾃﾅﾝｽ｣が必要なのです｡予算的に無理のある住宅ですと､わずか10年後に屋根や外壁といった”面積が大きい”部分にﾒﾝﾃﾅﾝｽが必要になれば？
おそらく･･･毎月の住宅ﾛｰﾝの返済だけでも大変な家計となるでしょうから､どこからも｢ﾒﾝﾃﾅﾝｽ費用｣など出ては来ません｡色褪せてきた屋根を見ながら､そのままにするしかないのです｡当然､大切なﾏｲﾎｰﾑは傷んできますよね？
否･･･本音で言えば､施主様は そのﾒﾝﾃﾅﾝｽの必要性すら｢知らされてない｣でしょう｡ (ｰ_ｰ) !!
でも､そんな住宅を”売ってしまう”建築業者を責めようとは思っていません｡何故なら｢この予算しかない｣という施主様の ご要望と､｢この予算で建ちます！｣という建築会社の回答が ”一致” しているのです｡
つまり､需要（施主様）と供給（建築会社）が｢一致｣した形で成り立った住宅建築となっています｡ましてや､違法建築でもないのです｡
ただ･･･これからの｢人生の質｣をも左右してしまうのがﾏｲﾎｰﾑですから､急いで建てて例え何十万かの消費税を”節約”する事が出来たとしても､それは｢一時のこと｣だったという結果にならないか？ご用心いただきたいのです｡
現実に､弊社の見学会に来られる方の中には､｢もっと考えて建てれば良かった｣と後悔の言葉を口にされる方が､けっして少なくないのですよ？
莫大な資金が必要な住宅建築ですから､”急がば回れ”という古人の言葉を思い出してみる事も大切だと思います｡ <(_ _)>
今は自己資金が少なくても､２～３年でも計画を”先延ばし”にすれば もしかすると100万円以上､自己資金を増やせるかも知れません｡
消費税率が10％になれば､何十万かの｢予算｣は増えてしまいますが･･･本当に【良い家】ならば､あなたの将来の｢家計｣を脅かす事にはならないでしょう｡
その【良い家】とは､孫の代まで住める､ﾒﾝﾃﾅﾝｽのｽﾊﾟﾝが数十年と長い住宅です｡
（＾－＾）