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前回の続きです。

 

小学校の担任の先生から

中学校の先生に引き継ぎする際

伝えてもらいたいことを

箇条書きにしてまとめた資料を作成。

 

題して、

【お願いしたい合理的配慮に関する事項】ウシシ

 

これを引き継ぎ時に一緒に渡してもらいました。

 

先生方同士の引き継ぎがあってからの数日後、

中学校の校長先生からお電話が入り

直接詳しい話を伺いたいとご連絡頂きました。

 

その頃の様子はこちらにまとめていますニコニコ

 

 

【お願いしたい合理的配慮に関する事項】

の中の「見え方に関すること」

のところでどんなことを伝えたのか、

そして、それに対しての対策が

どうだったのかをまとめてみました。

 

 

ダイヤオレンジ状況に応じ、下駄箱やロッカーの位置が

分かりやすいように目印をつけて欲しい。

 

右矢印下駄箱は昇降口から入ってすぐの

角側になりました。下駄箱の周囲を

ぐるっと蛍光テープで貼ってもらい、

自分の靴を置く位置を目立たせて

もらいました。

右矢印教室内のロッカーも角にしてもらい、

通常1つだけのところ2つ用意頂きました。

右矢印昇降口にある段差のところや

体育館の段差のところにも

目立つ蛍光テープを貼って頂きました。

 

ダイヤオレンジ単眼鏡、書見台を使わせて欲しい。

そして最初に担任の先生から一言、

補助具を使いますと紹介して欲しい。

 

右矢印一言クラス内で伝えてもらったことで

安心して使えるようになりました。

書見台などの補助具を置くために

ロッカーも2つ用意してもらいましたが

書見台に関してはほぼ使わなかったそうあせる

 

ダイヤオレンジ眩しさを感じやすいので、

日の光が入りやすい窓側の席は

できるだけ避けてもらいたい。

 

右矢印ほぼ中央最前列だったので

席に関しては問題ありませんでした。

また、黒板に日光が反射して

見えにくくならないよう

カーテンなどで対応頂きました。

 

ダイヤオレンジ黒板の字は大きくコントラストを

明確に書いてもらいたい。

また、できるだけ声に出して授業をして

もらいたい。

 

右矢印どの先生方もご対応くださり

見えやすかったそう。見えなくても

声に出してもらったことを

書き記したりすることが出来て

これも問題なくスムーズでした。

 

ダイヤオレンジ定期試験では問題用紙、回答用紙共

拡大したものを使用させてもらいたい。

 

右矢印通常の回答用紙そのものが

比較的大きい用紙だったので

都度本人に確認をとりながら

どうするか決めていったそう。

 

ただ、本人が通常の回答用紙でも

大丈夫ですと答えた結果、

回答用紙から文字がはみ出しまくる

事件がおきましたあせる

本人も、つい大丈夫と言ってしまう

ところがあるので、そこはしっかり

自分の意思を伝えるようにしよう、

と話し合うきっかけとなりました。

 

ちなみに拡大した問題用紙、回答用紙を

中学生の頃から使っていないと

高校受験の入試の際に、合理的配慮を

してもらうことが難しくなります。

 

ダイヤオレンジボール競技など見えにくさや

体幹の問題などにより難しい学習内容は

同じ努力で評価してもらえるような

代替案を考えて欲しい。

 

右矢印結果的に、体育など体を動かす

競技に関しても皆と同じように

参加したいという本人の希望があり

彼女なりに精一杯頑張りました。

そしてその努力を評価してもらえる

通知結果となりましたほっこり

 

ダイヤオレンジUDブラウザという視覚障害者向けの

教科書閲覧アプリを、学校で使用する

ギガタブでも使用できるように設定

させてもらいたい。

右矢印よくよく調べたら、

UDブラウザはiPad専用でしたあせる

 

ダイヤオレンジ階段の昇り降りの際など

手すり側でないと歩きにくい。

通行側が決まっていたとしても

そこは配慮してほしい。

 

右矢印左側通行でしたが、それと逆に

なる位置に手すりがあれば、手すりを

優先的に使ってOKとなりました。

 

ダイヤオレンジ教室移動の際、片手に教科書や

道具を持っていると階段の昇降が

難しい。両手が空くよう、荷物は

リュックに入れて移動してもよいか。

 

右矢印OKとなりました。教科書が出し入れ

しやすい大きさのリュックを用意し、

ヘルプマークのキーホルダーを付けました。

 

最初のうちはリュックを使って

移動していたそうなんですが、

しばらくすると慣れてきて

リュックが無くても平気になったそう。

リュックを入れるためにも

ロッカーを2つ用意してもらったんですが

最終的には1つでも大丈夫になりました。

 

 

他にもあるのですが、

弱視に関する項目で言えば、長女の場合

上記のような合理的配慮を求め、

対応して頂くことができました。

 

どんな配慮が必要か子どもと相談しながら

一つ一つ考えてまとめていく作業は、

本人にとっても中学生になる心構えが出来て

良かったと話していました。


こういった小さな対策の積み重ねによって

中学校生活が虹色虹だと言えることに

繋がっていったのではないかなと思いますほっこり

 

 

 

(続きます)