この春、場面緘黙だった娘が
人前で話せるようになりまして
それがとっても嬉しくて、
「場面緘黙だった娘が
人前で話せるようになるまで」
シリーズをまとめてきました
保育園から小学校6年生卒業直前
まで場面緘黙だった長女。
中学校に入って環境が変われば
話せるようになるかなと
思っていたんですが、
小学校にいる間の卒業式直前で
声が出せるように
そこに至るまでにはいろんな
プロセスがあったことは
シリーズにもまとめましたが
最後の後押しをしてくれたのは
本人曰く、
担任の先生だったそうです
長女の先生には5、6年生と
2年連続で受け持って頂きました。
教師になったばかりで、このクラス
の子ども達が初の受け持ち
子ども達からみると、
少し年上のお姉さん的な存在。
一生懸命で、元気いっぱいで、
子ども達も大好きな先生でした
初めてのことばかりの中、
目や耳や場面緘黙や諸々あって
我が子のことだけでも大変だった
ことと思います
長女の場面緘黙に関しては
メモ帳やボイスレコーダーときて
拡声器を使うに至る過程で、都度
先生と相談しながら進めてきました。
こちらが提案した内容に対して、
「良いですね!
ぜひやってみましょう」
と、すっと取り入れてくださり
小さなスモールステップから
徐々に取り組んでいけたことが
良かったなと思います。
5、6年時の担任の先生だけでなく、
他のどの学年時の先生方も協力的で
これまでの支援方法もいろいろと
一緒になって対応くださいました。
1学年10人にも満たない少人数学級
だったことも、先生にとって支援
しやすい環境だったかなと思います。
それでも長女はなかなか話せなかった。
ましてや大規模校では・・・
1クラスの人数が多い学級は
担任の先生の方も大変だと思います。
もし場面緘黙の子を受け持っている
先生がこれを読んでくれたとして
「何か伝えたいことはありますか?」
と聞かれたなら
それは、
「どんな発言方法でもオールOK
話せなくてももちろんOK
どんな顔でも無表情でもオールOK
そんな雰囲気でいてもらえることが
子どもの安心につながっています」
かなと
結論、これだけで良い
(と私は思う)
なにせ私自身が偏見が多い人間だし
無表情だとつまらないのかなとか
すぐに不安になってしまうしで、
過去の私に言っているようなもんですが。
そして、発言するには
ステップがあるので、いきなり
拡声器使うとかは難しいだろうし
その子の性格にもよるので、
保護者やスクールカウンセラーさんと
一緒になって進めていけば良いかと。
先生の仕事量半端ないのは分かるので、
どうか先生1人で頑張らず
抱え込まないで頂きたい
話せなくて無表情だったとしても
心の中では「楽しい嬉しい」
と思っていたりするので
読みづらいところですが
場面緘黙の子どもにとって
担任の先生からの支援やサポートが
結構大きく影響していたので
つらつらとまとめているうちに
いつの間にか
先生へのエールになってました
どこかで誰かの参考になれば
幸いです
先生ありがとう