あっという間に1年が経過しようとしていますが、昨年の3月の地震忘れられない。
私は昨年末まで岩手県に住んでいました。とは言っても内陸の方だから被災地ではないけど。正直な話、私なんか、もしかしたら、もしかしたらですが、日本海側の人たちよりも怖い思いをしていなかったのかもしれない、って今になって思う。
電気は切れてしまったからテレビもつかなくてラジオとろうそくで何日間か過ごしたんだけど、テレビがないからこそ恐怖感が少なかった。テレビが見られるようになってその現状に愕然とした。ある意味、幸福だったのかも。
それでもやっぱり電気のない夜って怖くて寝る前になるといつもこの曲が頭の中を巡って離れなくて泣きそうになったり。私たちは無事でよかったな、他はどうなっているのかな、家族に会いたいな。やっぱり自分のことしか考えられないんだけど。
現実を見たくなかったんだろうな。この曲の歌詞の真意はわからないけど、その時の私にとったらまさにいまで、そして被災地で、悲しいなって。でも少し助けられた、前向きになれた。だから歌いたかったんだよ、まとまんないよ、ぽぽぽぽーん。