2005・6・18~19 インディペンデントシアター2nd
1945年旧日本軍が撤退し、独立と平和を信じた人々。
しかしアメリカの介入で解放国家はまたも分断の岐路に立たされる。
そんな政治背景の中、おきた「済州島4・3事件」。
2003年4月3日木曜日までの半世紀、政府が隠蔽した歴史書の空白。
この時代を生きた人々を通して、私たちは明日をこれからを考えたい。
物語は「済州島4・3事件」の最中に青春を過ごした女性、桃花。
彼女が生きた人生を描く。
■ 感想文より■(K:朝鮮韓国人、J:日本人)
自分があまりにも無知なことを知りました。
私のアボジの兄も4・3事件で亡くなりました。その事とかが重なって一言一言が心に響きました。自分達で学習し、これからの4世、5世…に伝えていかなければならない使命感も感じました。本当に本当にありがとうございました。
(K男性・16歳・学生)
今日は素晴らしい公演を観に来れて本当に良かったです。
今まで朝鮮人として、一生懸命生きてきたつもりですが…自分の先祖の事を何も知らなかったことを恥ずかしく思いました。
私は今、日本に生きながら、在日朝鮮人としてどう生きていけばよいのか悩んでいますが、今日は少し分かった気がします。
今の時代に生きていく私達三世、四世達に何かを伝えてくれたと思います。これからもいろんな作品を創り上げてください。
(K女性・26歳)
哀しくて、哀しくて涙が出てしまいました。殺しあっちゃいけない。命を無駄にしちゃいけない。もう実感しました。若い私は胸に刻みながら、決して歴史を忘れずに生きていこうと思いました。
(J女性・27歳・コンビニ店員)
舞台と客席が近いこともあり、とても迫力がありました。あの時代を生きてこられた人々の想いが伝わってきました。「無念」だったでしょうね。涙が出ました。
とてもいい時間を過ごさせていただきました。
(J女性・主婦)
衣装、照明なども本格的で驚いた。はじめの白い服の人の踊りで惹きこまれた。
若い人達が、こうした歴史の劇に取り組んでいることに感動した。とても良かった。また来たいです。これからも頑張ってください。
劇の中に、知らなかったことがたくさん含まれていて、学習にもなった。
(J女性・25歳)
私の本籍地は済州島やのに、4・3事件の事を初めて知った。友達を売らないとあかんかったことも辛かったと思う。殺しとった人が殺されかけた時、<私にも家族がおる>って言った時、何でこんな事しなあかんねんやろ、って思った。
桃花は亡くなった人の分まで生きている。私らも、もっともっと勉強して今私らがやらないとあかんこと、この社会を変えるためにも、亡くなった人の為にも、一生懸命頑張ろうと思いました。
(K女性・17歳・学生)
皆さんお疲れ様です。そしてありがとうございます。
演劇をあまり観ることがないので、初めは少々構えてしまいましたが、率直に、心に言葉が伝わりやすい演技だと感じました。役の気持ちと状況を良く理解されているのだと思います。
これを観た、さっきまでの時間とこれからは、私にとって違う人生になります。素晴らしいアートをありがとう。頑張ってください。
(J女性・24歳・フリーター)
感動しました。周りの人たちにも見せたいので、再演をしてください。在日文化の発展を!私は日本人ですが、楽しみにしています。
内容ですが、軍事政権下で話せなかったことを、もう少しにじませてほしかった。
(J女性・53歳・会社員)
字で綴られれば、数ページ足らずにしかなりえないような歴史も表現方法によってここまで人の心に訴えかけることが出来るんだなあと思った。
最後のスクリーンに映し出された済州島の風景を見たら、あんなに美しい島で惨劇があったと思えなくて、哀しくなった。
(K男性・19歳・学生)
私の親戚は、この事件でお父さんを目の前で殺されたそうです。私もこの事は最近知ったのですが、本当に身近な人が関わっている事件なんだ、と思いました。その分、重ねて考え、観る事ができました。現実の場では、もっと悲惨だったと思います。このような事件があったことを忘れずに、これから育っていく子ども達にも知るべきことだ、と思います。
(K女性・21歳・保育士)
在日の若者たちが、自分達の歴史を見つめなおし、演じられたことに心より敬意を感じます。ありがとうございました。韓国を植民地化した日本人として、責任を感じます。
済州島の悲劇は、やはり元を正せば、植民地化したことと無縁ではありませんので。
(J女性・52歳・病院職員)
昨日・今日と連続して観せていただきました。両方観て、初めて判ったことなど多く、大変な試みだと思いました。
私の知り合いにも、お父さんが帰ってこれなかった方がいます。ハングル公演の方にお誘いしたのですが、まだ思い出すのが辛くて、と言われました。今日、沢山の年配の方が泣いておられるのを見て、やっぱりお連れすればよかったと思っています。
(無記名)
重苦しいテーマであるにも関わらず、叙情豊かに描いておられる点がとても良かったと思いました。これからもあえて、難しいテーマに挑戦してくださることを期待しています。
(J男性・46歳・教員)
私は、大学で東アジアの人権について学んでおりまして、今4・3事件について学び始めています。8月に日韓の大学生と共に、済州島に一週間滞在して4・3事件の真相を学びます。それに前もって学習の一環として、この演劇を観に来ました。とてもためになりました。今後も日韓・日朝、さらには南北朝鮮間の関係をうまく築きあげるためにも、役割を果たすいい舞台を作り続けてください。
(無記名)
自分が生きていることがすごく大切なことに思えました。家族が家族を思いやって、今自分が生きているのだと思うと、胸が痛くなりました。良い話を本当にありがとう。
(K女性・24歳・主婦)
(正直に言います)あまり期待していなかったのですが、素晴らしい舞台でした。幾人の拙い朝鮮語の発音はありましたが、それも気にならないソウルを感じました。劇団活動、本当に本当に大変だと思います。(私も経験者ですが)でもでも、絶対に続けてください。
(K女性・40歳)
公演大成功おめでとうございます。4・3事件の大きな重いテーマを抱えながら、その中で生きた死んだ様々な姿が、実感的に伝わってきました「それぞれが誰かの為に生きてきたんだ」との言葉が印象的でした。二度と繰り返されないため、公演の益々の成功を祈ります。
(J男性)
済州島は、私にとってはアボジでオンマです。
幼い頃「オンマのアボジは写真もないけどどうやって死んだん?」とアボジに尋ね「共産主義者やから殺されたんや」と言われ、すごいことを聞いたような気がするけど意味分からん…その記憶が、学生になって4・3事件を知り、よみがえりました。その時既に、アボジは他界していて、そのことを話せないのが悔しいと思い続けてきました。…こうして在日の同世代の人たちが動き出していることに心を揺り動かされています。コマウォヨ。
(K女性・29・民族講師)
良かったです。丁度ウチのバアちゃんがこの事件で日本に来ました。バアちゃんの過去が、少し分かったような気がします。とても感動しました。
(朝鮮男性・21歳・フリーター)
祖国が解放されたと思っていたのに、同じ国の人に自分の家族が殺された驚き、憎しみ、悲しみが伝わってきました。
人が殺されたり、殴られたりするところはとても痛々しく観ていられないほどでした。とても良かったです。
(J女性・12歳・学生)
