自分は優しくない人間だと思ってるけど


夫に「ツマちゃんは、本当に優しいねぇ」としみじみ言われた。



その言葉には

私を優しいと評価してのこと

私を不憫だと思ってのこと

私を労わるため

こういうニュアンスが含まれてると解釈してる。



母や姉のことで動く私を見ての夫の感想だったから。


血の繋がりのある生存中の家族はもう母と姉だけで。

割と2人に振り回されがちだし

頼まれごとをされて、それでこちらが動いても、2人からの感謝は薄め。

どんなにこちらに負荷がかかってても、それは相手は気付いてもいない。



ちょっと個性豊かな家族に末っ子として生まれた私は

空気を読むこと

表情を見て、相手が何を考えてるか

その人がどうすれば喜ぶか、どうすれば嫌がるか

が自然と分かるようになった。



(大昔の元カレに

「オレが1番に喜ぶこともしてくれるけど、オレが1番嫌がることも敢えてしてくるよね」ということを言われた記憶もある)




私は、「私に優しい人」に優しくしたい。


私の優しさを当たり前に思ってる人に、労力使いたくない。

じゃないと私の愛は無限じゃないから心が荒む。



例えそれが血の繋がった家族でも

残された時間が長くはない相手でも。




私を大切に扱ってくれてる人もいるのに、私自身が「私を大切に扱わない人」のことで心をすり減らすことは、私をとても大切に扱ってくれる人たちに失礼だから。


だから私は私自身を大切にする。




ジェラート、チョコとピスタチオ