昔はGIDのアテンド会社がとても少なかったです。


気付いたら、増えてる?という感覚。




アテンド会社は必要がなかった時代が、確実にありました。 




改名やホルモン治療、性別適合手術…

ある程度FTMの人との繋がりがあれば、情報は普通に入ってくるし

中には、善意の感情だけで病院に付き添ったり、改名の手続きを手伝ったり

中にはタイまで一緒に付き添ってくれる当事者が結構いたのですよ。




「なんでそんなに良くしてくれるのか?」

そう聞くと共通して

「自分も先人達のお陰で治療できたから、それを返してるだけ」

という善意に溢れた人が多かったのです。



自己手配なので、もちろんアテンド会社を通すよりもお安くできました。

繋がりがなくても知識があれば自己手配する人も今もいますよね。

「お金がいくらかかっても良し」と考え、節約を意識していない方以外であれば

よほどのコミュ障や、主体的に調べる行為を行える人なら、わざわざアテンド通す必要性は感じないかと…




でも徐々に善意の人たちはいなくなっていきました。


主な理由は

一つは、普通に男性として生活するようになっていったため。

もう一つは、非常識な人が多くてイヤな思いをすることが多く、善意がすり減っていったから。



その後の音信不通や、当日バックレの話もよく聞きました…

その度に善意の人たちは、がっかりしていましたよ。

そして最終的に

「まともなFTMは少ない、だから関わりたくない」という結論を出す人が多かったように思えます。



料金が発生するアテンド会社が増えるのも、当然の流れだったと思います。


でもそれはそれで、良かったことでもあるのかなーと思います。



男性として生活してる実績がなくても、お金さえ払えば、目先の「戸籍変更」という目的を叶えることができるわけだし

(その後、男性として適合できるかは知らんけど)

アテンド業という職業で生きられる人たちもいる。


そしてなにより、善意の人たちがイヤな思いをすることがなくなった。



こう考えると良いこと尽くめな感じですかね。