引き続き1958年のヒット曲をお送りします。

●レベル・ラウザー / デュアン・エディ(58年7月 全米6位)
トレモロを使ったエレキギターによるインストのロックンローラーです。
トレモロとは音量を大小させるエフェクターで、ギュワワワンという音が鳴ります。
彼の曲はどの曲もめちゃくちゃカッコ良く、ロックンロールの真髄を感じさせてくれます。


●リトル・スター / ザ・エレガンツ (58年8月 全米1位)
ポップス的なドゥーワップで初の全米No.1となった曲です。1960年代に一世を風靡したスタイルの先駆けといえます。


●ロッキン・ロビン / ボビー・デイ(58年10月 全米2位)
のちにマイケル・ジャクソンにもカバーされた曲ですね。
グルーヴがカッコいい!


●ティアーズ・オン・マイ・ピロウ / リトル・アンソニー&ザ・インペリアルズ (58年10月 全米4位)

ビートルズが登場した60年代中期になってからも、見事に変革を果たしてヒット曲を生み出した数少ないアーティストの一つです。
それにしてもすごい人気ですね(笑)


●トプシーⅡ / コジー・コール (58年11月 全米3位)
ジャズドラマーによるインストのヒットでした。渋い!


●トゥ・ノウ・ヒム・イズ・トゥ・ラブ・ヒム (逢ったとたんに一目惚れ) / ザ・テディ・ベアーズ (58年12月 全米3週1位)
墓石に刻まれていた言葉にインスパイアされて作られた曲といいます。(邦題もいいですね)
右端は、なんと後にプロデューサーとして一世を風靡するフィル・スペクターです。
曲にかかっている厚いエコーに、後のフィル・スペクターサウンドの片鱗が見える気がします。


●ロンサム・タウン / リッキー・ネルソン (58年12月 全米7位)
先述した、双子の息子もヒットしたリッキー・ネルソンのバラード曲です。
彼の曲の中で一番好きな曲です。


さて、1958年のヒット曲。

通り過ぎれなかった気持ちが伝わりましたでしょうか(笑)

どれも大好きな曲です。

ロックンロールを起点とした、あらゆるジャンルの曲が登場し、定着した黄金期。
それが1958年だったように思います。

chuma@WDRS