景色が見えてくる歌詞
懐かしい匂いを漂わせたメロディラインが印象的な曲。
桜井さん
「僕はね、この曲結構好きなんだよね。
この曲をシングルで出したら
すっごくみんな驚いてくれるだろうなと思って(笑)。
どこか勇ましくもあり
あとは切なくもあり
ちょっと壊れやすい感じもあるような曲。
これ、アルバムの1曲目とかだったらさ
「そう来たか!」って思うよね!
例えば、BUNP OF CHICKENがシングルとか
アルバムの1曲目にこういう曲持ってきたら
「やられた!」って思うもん(笑)
すっごい悔しいと思う。
「その手があったか!!」って。
どこか和のメロディーというか
童謡とか、そういったテイストというか。
ロシア民謡が入っているような感じ。
「コサックダンス」とか似合うよね(笑)。 」
スタッフ
「このリズム感、今までにないですよね。
最初聴いた時に
夕陽をバックに荒野を馬で駆けるっていう
絵が浮かんできて。 」
桜井さん
「(笑) 荒野を駆ける馬ではなくて・・・
ウェスタンではなくて
ロシアに行ってほしかったんですけど(笑)。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
「夏が終わる」 その気配を
陽射しの弱さで無意識が悟るような
時の流れ 音をたてぬ速さで
様々なものに翳りを与えてゆく
心の中にある 青い蒼い空
今尚 雲一つなく澄み渡る
陽気な声がそこには響いてて
青空の下 人は集い笑ってる
ビルの影が東に伸びて
家路を辿る人の背中が増えてく
その営み それぞれの役割を
果たしながら 背負いながら歩いてく
憂いをおびたオレンジ色の空
眩しさは消えてもまだ温かい
懐かしい歌をふと口ずさめば
愛しき人の面影がふと浮かび上がる
心の中にある 青い蒼い空
今尚 雲一つなく澄み渡る
その眩しさに また目を細めて
今日も僕は大空に手を伸ばしてみる