CMだけではわからなかった歌詞の全貌が明らかになって
衝撃を受ける。
「主人公の設定として、
何も問題を抱えていない2人を描くのは難しいのかなと。
僕自身、恋愛ドラマや映画を観ても、
全然キュンキュンしないですから(笑)。
僕以外の人が歌うんだったら喜んでやりますけど、
50歳の男が歌うので。 」
タイトルについては、主人公の存在は “ 君 ” にとって
「others(他人)」であることから付けられたそうです。
大人になることは幻滅や失望を知っていくこと
だからこそわかる大切なこと。
お酒を呑みながら聴くと
もっと深みが増すかもしれない
成人な歌。
実際、
キリンビール「麒麟特製ストロング」のCMになりましたね。
ギターを弾く時、左手で弦を押さえ
右手でかき鳴らします。
弦を押さえる左手は静かに押さえるのがいいのですが
そうせずに、押さえるときに音程が変わって艶めかしく聴こえる
鍵盤を弾く時もそう
歌の表現力とアレンジが素晴らしく
ストリングスとバンド演奏のスケールがどんどん広がる
アウトロは圧巻ですね。
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作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
君の指に触れ
くちびるに触れ
時間(とき)が止まった
硬い氷は溶け
身体中を滑る
2人の熱で
何が起こったの?
しばらく何も考えたくない
窓の外の月を見てる
まるで近未来の映画のよう
アンドロイドが
感情なんかなく
ただ互いのエネルギーを
吸い合うように
意味はあるだろう…
たけど深く考えられない
気まずさでビール口に運んだ
テーブルの上の灰皿
アメリカ史紐解く文庫本
それはきっと彼のもの
「そろそろ行くね」って僕の
言葉を待っていたかのよう
無駄のない動きで君は そう僕に手を振る
「すぐ捕まるさ」
そう言いながらスニーカーを履き
タクシーに向けて僕は走った
ベッドで聞いていた blues
誰の曲かも君は知りはしない
きっと彼の好きな曲
愛し愛されてたとしても
そう感じられるのは一瞬で
その一瞬を君は僕に分けてくれた
君の胸に触れ
くちびるに触れ
時間が止まった
硬い氷は溶け
身体中を滑る
2人の熱で
何が起こったの?
このまま何も考えたくない
25時の首都高に輝く
窓の外の月を見てる