2017年は
Mr.Childrenさんの
メジャーデビュー、25周年アニバーサリーで
今までの集大成のようなライブ
[ Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017
Thanksgiving 25 ]
が開催され、
「じゃあ、その先
どういうふうに新しい僕らが動き出していくのか
どんなふうに新しい音を鳴らしたいのか
というのが、今回のアルバムだと思うんですよね。
バンド感というか
もうちょっとヘビーで
タイトなバンドサウンドを
すごく目指してはいますけど。
ライブハウスも似合うようなサウンドっていうか。 」
「このアルバム」はある種
デビューアルバムのような
そんな雰囲気さえありますが
この『 箱庭 』こそ
デビュー当時のMr.Childrenさんの曲調ですね。
前の2曲の続きのような失恋の歌ですが
その2曲と比べて、歌詞も若い雰囲気で
「不器用なまでに僕はただ 君を大好きでした」
「好き」ではなく「大好き」という表現や
後に「僕はまだ君を好きで」と言っていることから
過去形にしたところが、精一杯の強がりで
「いつのまに過ぎ去っていた誕生日」
自分の誕生日さえ忘れてしまっていたくらいの失恋
「君のいた世界」から抜け出せない
僕の心はまるで「小さな箱庭」です。
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作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
ヒリヒリと流れる 傷口から染み出る
赤い血の色の悲しみが 胸にこぼれる
ジリジリ寂しさは 現実味帯びてくる
気づかぬふりはできない でも認めたくもない
きっと僕が考えていた以上に
小さな箱庭で僕は生きてる
誰のための愛じゃなく
誰のための恋じゃなく
不器用なまでに僕はただ 君を大好きでした
明日には明日の風が吹くっていうけど
今日の太陽を浴びたい 月に見惚れたい
いつのまに過ぎ去っていた誕生日
祝ってくれる人がもういないことを知る
誰のための愛じゃなく
誰のための恋じゃなく
乱暴なまでに僕はまだ 君を好きで
残酷なまでに温かな思い出に生きてる
箱庭に生きてる