「愛がすべて」だということを
僕にはもう言えなくて
そう歌ったときに聴いてくれた人が
「そういうけど、でも、人間って愛があるじゃん」
って思ってくれたらそれが最高なんです。
だから自分にも
愛っていうものはなくなる可能性があるんだよとか
人間は必ず死ぬもんだよっていうことを
言いきかせてる部分もあるし。
歌い慣れた旋律で、心地よさそうな雰囲気で
それでいて、深刻な愛を歌っています。
“ほのぼの” なのに “ドロドロ”
桜井さんの作る曲の特徴ですが
悲しい歌詞が、明るいメロディーに載っていて・・・
その雰囲気が
別れというのは、あっけないもんだなぁ
と思わされますね。。。
「この曲とかは、ミックスで悩みました。
歌詞の寒々とした感じを聴かせるベクトルか
ただの物語で聴かせるベクトルなのか
それで悩みました。
でも、出だしとか、一瞬
あの『 星になれたら 』の頃の
ミスター・チルドレンが帰ってきた!
と、思いきや
違うんですよねぇ~(笑)。 」
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作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
通り過ぎる愛の言葉
唇を重ねたって 孤独な風
胸を吹き抜ける
出会った日の弾む鼓動は
日常と言う名の フリーザーの中で
とうに凍りついてる
“夢のような毎日が 手を伸ばせばそこに立ってる"
そんなふうに自分に 言い聞かせて過ごしてたけど
傷つく事 傷つける事が
互いになんとなく面倒くさかっただけ
形式だけに 目を奪われて
ただスマートに納まってようとした二人
今となっては
消えゆく幸せの Category
誰かの忠告も聞かず
不吉な占いを 笑い飛ばしてた
まだ無防備だった頃
限りなく全てが
上手くいってるように思ってた
幸せってあまりに
もろく儚いものなんだね
日のあたる場所に続く道
違う誰かと歩き出せばいいさ
恋人同士ではなくなったら
君のいいとこばかり思い出すのかな?
当分はそうだろう
でも君といるのは懲り懲り
本当の自分なんて 何処にもいないような気がしてる
だからこそ僕らは その身代わりを探すんだね
恋の旅路は続くんだね
もう何も 望みはしないけど
最近はちょっぴり解りかけてるんだ
愛し方って もっと自由なもんだよ
君はいつしかその事に気付くのだろう
じゃあ その日まで
さよなら幸せの Category