この曲は、とにかく韻がウリですね。

 

 

とてもアップテンポな曲に

ボーカルに絡みつくようなサックスが絶妙で

 

こちらもかなりの社会風刺な歌詞で

不機嫌な雰囲気の曲

資本主義や商業主義の?

「一般市民よ 平凡な大衆よ」

アメリカの傘の下?

「虚栄の我が日本です」

 

 

 

こういうMr.Childrenさんの

曲調と歌詞のギャップみたいなものが

やはり魅力的で

 

爽やかな曲なのに、別れや失恋の歌詞が乗っかっていたり、

すごく軽快でノリのいい曲なのに、痛烈なメッセージ・・・

 

 

 

 

衝動で作っているとはいえ

やはりそこには

その時々の自分の考えが反映・・・いや

反映されるというより

どうしても詞になっちゃう。

でも、自分の考えていることとか歌にしちゃうことで

いわゆる「ポップ」というものからは

遠のいていくのかもしれないですけど

今の僕にはそれしかできなくて。。。

 

 

「この曲」はずっとタイトルがついてなかったんです。

でも、まぁ・・・

ほら、よく「日本はアメリカの傘の下に・・・」

みたいな言われ方をするじゃないですか。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桜井さんのドラム演奏シーン ↓ ↓

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

作詞:桜井和寿

作曲:桜井和寿

 

 

限りなく理想に近い様に見える
この文明は日進月歩
凌ぎを削って企業は先を競う
一般市民よ平凡な大衆よ
さぁコマーシャルに酔って踊ってくれ…

あっぱれヒットパレード
うわっぱりのオンパレード 慰霊の歌を贈ろう
資本主義にのっとり 心をほっぽり 虚栄の我が日本です

数字次第でスポンサーは動き
古き良き時代を消去
時代錯誤だって寅次郎は謳う
人生って奴が何たるかを 愛情って奴が何たるかを

遠からず 近からず 声からす 旅がらす
見栄を切ってちょうだい
微笑みのその裏で血と汗を流すから
生命の息吹感じるんだ

愛さえも手に入る自動販売機さ
屈折した欲望が溢れる街
とことんやってくれ 僕を飲み込んでくれ
でないとこんな歌 明日も作んだろう
夢も希望もありゃしないさ ah

あっぱれ ヒットパレード うわっぱりのオンパレード
憂いの歌は売れない
がっぽり儲けて死ぬまで生きても
栄光なんて言えない
資本主義にのっとり
心をほっぽり虚栄の我が日本です

絶え間なく啀み合ってみても
僕等は五十歩百歩
幸せ示す道標はない
いつの日にかその手で奪い取れ