この曲はアマチュア時代からあって

それをスローテンポに再アレンジし

歌詞も変更されました。

 

 

例えば

昔は「戦場」ではなく

「戦争」になっていたらしく

でも、今回は聞いた人が自分に置き換えられるように

「戦争」を「戦場」にすることによって

職場もある意味では戦場かもしれない

ということ。

 

 

 

基本的には、昔作った曲には興味がないと語っていますが

今回はすごく必然を感じたらしく

『 ありふれたLove Story ~ 』

の日常というのと反対の意味での

別れのラブソングとして

アルバムに入れたいと思ったそうです。

 

 

 

「もし、こういうアルバムを作らなかったら

 この曲も入らなかったかもしれないです。

 

 今回のアルバムって

 景色が浮かぶようなものが

 欠如しているような気がしたから。   」

 

 

 

 

アンビエントなギターと

空虚さを演出するサックスが耳に残り

戦争の不条理、愛の不毛、深い絶望感。。。

重くて、長い、約9分間のスローな曲です。

 

 

 

アウトロの部分で聞こえる

「シーラカンス・・・シーラカンス・・・」

「 She loves again ...   She loves again ... 」

と歌っているとか・・・いないとか・・・

 

そんな言葉が隠されているらしいですね。。。

 

 

 

歌詞に出てくる手紙に書いてあったことこそが

3曲目の『 手紙 』・・・?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして

貴重な

アマチュア時代の音源です。

 

 

 

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作詞:桜井和寿

作曲:桜井和寿

 

 

草原には優しい風が吹いていて
草花達が一日中ワルツを舞ってた
鳥達の賛美歌をミツバチが運んできて
それが僕らの耳元で飛び交ってた

ゆりかごがそこにはいつも置いて有り
腰掛けた君の揺れる髪を撫でる度
柔らかな香りが僕を包み込み
思わず僕はその髪にキスをする

いつもここで待ち合わせて
君の作ったランチを食べてたっけ…
Uh…
でも僕が戦場に行っているその間
君は大人になってしまっていて
あの約束を頼りに 生き延びて戻ったのに
君はもう違う誰かの腕の中
そして僕は一人

草原はあの日のままの優しさで
くたびれて戸惑う僕をそっと包み込む
争いには勝ったけど大事な物を失くして
一体僕は何をしていたのだろう

ぼくの肩に頭のせた
君の写真ゆりかごに置いて見て
Uh…
一度だけ君がくれた 手紙を読み返したら
気付けなかった寂しさが降ってきて
ごめんねとつぶやいても もうどうなる訳でもなく
切なさがギュッと胸をしめつける
Ah 僕が戦場に行っているその間
君はもう違う誰かの腕の中
そして僕は一人