『叫び 祈り』が “ 叫び ” 担当で
『ポケット カスタネット』が “ 祈り ” 担当です。
最初は言葉はいらないんじゃないかと思いながら
詞を乗せないつもりで書いた2曲でしたが
いつの間にか言葉が浮かんで
" こちらの曲 " にだけ歌詞が付いたそうです。
「でも自分でもさっぱり意味はわからなくて、
いまだによくわからない(笑)。 」
少年少女合唱団みたいなものをイメージしていて
“ 童心に戻る ” というイメージ。
前半は、少年が教会で賛美歌を歌っていて
後半、やがて少年も成長していって
もう少年だったころの声が出なくなって
それでも詞もメロディも変えずに歌っている。
その少年の汚れない想いみたいなものが
社会に出ていって、いろんなものに巻き込まれて
スピードにのみ込まれて
ただがむしゃらに走っている
でもそれでもそのピュアな想いは流れ続けている。
ほぼアカペラの前半は
天から降り注ぐ陽射しのようなSalyuさんのコーラスが
賛美歌のようですね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
ポケットに君のメロディー いつも持ち歩いている生き物
それが僕です そっと祈るように響かせる 体中に
例えばカスタネットで簡単なリズム 奏でている
それが君です 気まぐれに生真面目に僕を導いてゆく
つないだ手が語りかける 声になる前の優しい言葉
裏表のない次元でゆっくりと今 呼吸している
お天気がすぐれない日は君の心にある雨雲を
取り除いて太陽を差し出せる存在 そうありたい
靴を汚し 踵減らし 歩いてゆく長い凸凹道
季節ごとに咲いた花の香りを僕ら踏みしめてく
つないだ手が語りかける 声になる前の優しい言葉
裏表のない次元でゆっくりと今 呼吸している
靴を汚し 踵減らし 歩いてゆく長い凸凹道
季節ごとに咲いた花の香りを僕ら踏みしめてく