桜井さん曰く

「この曲は、ホント、

 自分でもわからないんです・・・

 どういう曲なのか・・・  。            」

 

 

 

ただ単に、サビの

「さめかけたスパゲティーを ~ 」と、

そう歌いたかっただけだとか・・・

 

 

 

風邪をひいて、40度近く熱が出たときに

ただ寝ているのも暇なので

曲を書いて

歌詞はその時のままではなく

多少の手直しをしたそうですが

「さめかけたスパゲティーを ~ 」というフレーズは

メロディを作った時のその口の開きそのままに

つけた詞で

なんのメッセージもないことを歌っているということで。

 

 

 

「このアルバムに入んなくてもいいんじゃないか」

ぐらいに思っていたらしく

もしアルバムで何かを外すとなった時は

最初にこの曲を外しただろうと・・・

 

ところが

アルバムが完成した時の視聴会で

「すごくいい!」と言われて

洗面所で手を洗いながら、鏡の自分に向かって

「わかってないんだなあ」と(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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作詞:桜井和寿

作曲:桜井和寿

 

 

「上手くいかないことばかりだよ」と
君が肩を落とすから 気が付けば抱き寄せてた
あの日 一緒に見た奇妙な光
アダムスキーだなんだと茶化して帳消しにしたいんだろう

腫れ物を触るみたいな 核心を避ける話題

冷めかけたスパゲティーをフォークに巻き付けては
甘い憂鬱を噛みしめる
バランスとるのはやめて 愛を吐き出したら
つぐんでた昨日より 胸のつかえはなくなるけど
どうかなぁ

互いの胸のうちに気付いてる以上
僕らは共犯者だ 念を押して確かめなくても
僕を信じきっているあの人を 嫌いになれもしないから
よけい 分かんなくなるんだよ

なぜ二人 今になって惹きあってしまうんだろう

遥か彼方から飛来する未知の光が
僕らを包んで
迷いも苦しみもない世界へと連れ去る
身勝手なその夢は
低空飛行の旅客機の地響きに
はぎ取られた

遥か彼方から飛来する未知の光が
僕らを包んで
迷いも苦しみもない世界へと誘う
あのUFOが出てくる夢
僕の心を無重力の宇宙(そら)へ浮かべる
二人を 夢の中へ連れてっておくれ
UFO来ないかなぁ