当時、アルバムタイトルがなかなか決まらなく
「シリアスなタイトルが続いたから、
シャレで済ましたいな・・・ 」
と、桜井さんは
『 Stomach Love 』を提案したらしいんですが
却下され。。。
その後
ようやく、最初に “ 仮 ” としてついたのは
『 Hallelujah 』
でも、アルバムを作っているうちに
なんか『 Hallelujah 』って感じじゃないと・・・
結果的に
『 Q 』というアルバムタイトルになりました。
クエスチョンの 『 Q 』
ウルトラQの 『 Q 』
・・・本当に深い意味はなく・・・
ただ9枚目のアルバムだから 『 Q 』・・・?
ずっと音楽活動を続けてきて
知らず知らずのうちに “ 型 ” が出来てしまっていて
今回はその “ 型 ” にとらわれないように作りたいと
「ダーツの合計点」で曲のテンポを決めたり
コード進行も、「くじ引き」で決めたらしいです。
「すごくナンセンスなものにひかれていた・・・
文脈があって、道筋をたてて
音楽を作っていくのではなくて
その実験的なものをやりたくて
とにかくハチャメチャなことをしていた。」
その実験的なせいもあり(?)
一般的には受けがあまりよくなかったみたいですが
ファンの間では相当な人気がある1枚ですね。
人間としての生き抜いていく覚悟と
疲弊し腐敗した商業主義に対するアンチテーゼすら
歌う気のないアンチテーゼ
バンドとしての快楽と娯楽。
その気の抜けた、けれど覚悟を秘めたサウンドと歌詞に
僕らは
「もっと気を抜いて人生乗り越えていけばいいのか。
よし、やるか」
とグッと背中を押されるような。
2000年9月27日リリース
- 01. CENTER OF UNIVERSE
- 02. その向こうへ行こう
- 03. NOT FOUND
- 04. スロースターター
- 05. Surrender
- 06. つよがり
- 07. 十二月のセントラルパークブルース
- 08. 友とコーヒーと嘘と胃袋
- 09. ロードムービー
- 10. Everything is made from a dream
- 11. 口笛
- 12. Hallelujah
- 13. 安らげる場所
