イントロの17秒後くらいのセリフは
「 店長 」の桜井さんが
「へい、いらっしゃい」と言っています。


そして「 転調 」しまくっています
展開して展開して
通常のコード進行のパターンを無視して
どこまでもスタート地点に戻ってこないような
永遠に旅をしていくような曲。


アコースティック・ギターがロックなリフを奏で
ダイナミックなロック・サウンドに突入するかと思えば
サビではテクノ風なアレンジが待っています。


JENさん
「 (活動をいつ再開するかで)
   桜井とは何度か二人で話し合ったり・・・
   というよりも、お互い
   一方的に思っていることを言い合って終わる
   という感じでした。
   あと、酔った勢いで
   いわゆるAメロ、Bメロ、サビ
   みたいな構成ではないものをやってみたい
   なんかも言った覚えはあります。

   しばらくすると、
   桜井からデモテープが届いたんです。
   アルバム1枚作れるくらいの量の曲数と
   怨念がこもってましたから(笑)
   さすがにこれ以上は
   休みたいと言ってられないと思いましたね。」




                     ずっとチャレンジャーで
                     いてぇ訳じゃねぇんだ
                      ベルトを奪いにいくぞ 

                                ↓ ↓

アルバムの1ヶ月後にリリースした『 Sign 』で
2度目の日本レコード大賞受賞。

94年の『 innocent world 』の時は

海外で仕事(MV撮影?)が入っているからという理由で

史上初の本人たち不在での受賞でしたが

今回の授賞式には出席しましたね。

 

 

 

 

 

 

公式ライブ映像です。 ↓ ↓

 

 

シンガーソングライターの佐野元春さんとのテレビ番組で

 

佐野さん

 「僕ははっと思った曲があります。それは「天頂バス」っていう曲なんだけれども、この中で本当に気に入っちゃったフレーズがあるんですけどね。『雑草・発想』ですね、それから『煩悩・本能』ですよね。素晴らしいライミングと思うんですけど。意味もちゃんと成立してるし。このように詩の中で韻で遊ぶのは好きですか?」


桜井 さん

「好きですね。

同じ響きなのに全く真逆の意味を持っていたりすることが、韻が成功した時の喜びではありますね。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

作詞:桜井和寿

作曲:桜井和寿

 

 

 

そろそろ時間だ
急いで鞄に詰めよう
隅から隅まで未来を書きためたネタ帳 A.B.C

ここの連中と慰め合っちまえば
向こう側の奴が笑ってたって気づきもせず Game Over

望んでいれば
いつまででも成長期
ずっとチャレンジャーで
いてぇ訳じゃねぇんだ
ベルトを奪いに行くぞ

天国行きのバスで行こうよ
揺れるぞ 地に足を着けろ
己の直感と交わした約束を
果たすまできっと僕に
終点などねぇぞぉ

…で何だっけ?

「明日こそきっと」って
戯言ぬかして
自分を変えてくれるエピソードをただ待ってる 木偶の坊

そうしてれば
時間だけ無駄に過ぎるよ
もう すぐそば
待ってろブルーバード
今捕まえに行くぞ

天国行きのバスで行こうよ
揺れるぞ 地に足を着けろ
己の感覚と交わした約束を
果たすまで降りはしないぜ
どんな暴風雨が襲っても
全力疾走で駆け抜けろ
僕らは雑草よ
でも逆の発想を
この胸に秘めているよ
このバディーに秘めているよ

トンネルを抜けると
次のトンネルの入り口で
果てしない闇も 永遠の光も
ないって近頃は思う
だから
「自分のせいと思わない」
とか言ってないでやってみな

天国行きのバスで行こうよ
さぁ乗っかって君もおいでよ

どんな暴風雨が襲っても
全力疾走で駆け抜けろ
僕らは雑草よ
でも逆の発想を
この胸に秘めて
天国へと続く滑走路
全力疾走で駆け昇ろう
108の煩悩と
底知れぬ本能を
この胸に秘めているよ
このバディーに秘めているよ