ピアノと桜井さんの歌で始まり

そのまま緩やかな8ビートのほのぼのとした

どことなく70年代のフォーク・ソングを思わせる

アコースティック・ギターのアレンジで

カラっとしたシンプルでキャッチーなメロディは

初期の頃のMr.Childrenさんのムードを感じます。

 

 

「 あまり言葉が必要以上の意味を持つのは

  イヤだなっていうのは思ってて。

  音楽の邪魔をしなければいいや

  ぐらいの気持ちで書いていた部分もあるんです。

  曲の素朴さをできるだけ邪魔しない言葉を選んでました。

  すごくシンプルに仕上がって、気に入ってます。    」

 

 

 

お得意の韻も健在で

可能性を“漁り“           夏の“終わり“

“木漏れ日“  が  “微笑み“ を

 

 

 

初回限定版のドキュメンタリーDVDでは

「コスモスの花言葉が突き刺さった~」

と歌っていて

ですが、納得いかないみたいで

首をひねりながら

何度も歌い直していて

完成形では歌詞が変更されています。

 

そしてプロデューサーの小林武さんが

「コスモスの花言葉は何なの?」

 

桜井さん「乙女の純情」

 

一同、笑いに包まれます。

 

 

 

 

 

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作詞:桜井和寿

作曲:桜井和寿

 

 

コスモスの花言葉に揺れながら

身の程を知らないまま
可能性を漁り
魔が差した僕にさよなら
夏の終わり

あの日見せた 僕の知らなかった顔
哀れみと背伸びで告げられた別れ
僕の全て 君に知って欲しかったのに
コスモスの咲く季節に君は去った

種を撒き散らかして
摘むことは出来ず
頭からつま先まで
後悔しどおし

君がくれた 僕に足りなかったものを
集めて並べて 忘れぬよう願う
君の全て 僕に見せて欲しかったのに
コスモスの花言葉は咲かなかった

「木漏れ日が微笑みを連れてきてくれるから」
そんなきれい事 慰めも 何を今更

君がくれた 僕に足りなかったものを
集めて並べて 忘れぬよう願う
僕の全て 君に知って欲しかったのに
コスモスの咲く季節に君は去った
さよなら
さよなら