近所の居酒屋に夜だけ住み着いてるノラ猫。



茶トラの女の子なのに、大将は「トラ」と呼ぶ。
私は女の子なんだからと抵抗して、「茶々
」と呼ぶ。

猫は自分の名前がわかっているのかどうだか?
でも、ご飯をくれる人はちゃんとわかっている。
夕方になり、大将が店を開けると、どこからともなく走ってきて、
厨房の入り口でちょっとかしこまると、
やれお腹が空いただの、喉が乾いただの、ひとしきり要求する。
望みの物が手に入りお腹もいっぱい満足すると、
あとは座敷の座布団で丸くなり、惰眠をむさぼっている。

平和だねぇ…













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