109回借りて129回弁済、過払い金134万円 | ザッツ!談

109回借りて129回弁済、過払い金134万円

消費者金融に取引履歴開示義務 最高裁が初判断
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20050719/K2005071902040.html

世界中どこへ行っても、市民に高利で金銭を貸し付ける組織がある。それらはギャングと呼ばれたり、マフィアと呼ばれる組織である場合が少なくない。

その不思議な国では、そんな高利貸しの組織が法人化され、株式市場に上場し、テレビコマーシャルをジャンジャン流す。街頭では笑顔でティッシュをただで配る。

まるで、実際のテレコールセンターであるかのようなシーンをテレビCMで流すが、現場は明るい雰囲気ではない。明るい電話なんてかかってこない。

金のない奴が、金がないのに借りて、金を返さなければならない、しかも高い利息付である。金がすぐに手に入って返せる奴なら、最初から借りずにやりくりすることもできる。

でも、金のない奴は金がないから借りてるんだから返す金もはっきりしないまま借りる。もちろん高い利息付である。

コールセンターにかかる電話の多くは、返せなければどうなるのかといった不安の電話や最初から了承済みのはずの高利へのクレーム。楽しい電話はない。

一日中暗い電話を受けていると、暗さが伝染してくる。受話器を下ろすと他のブースの受話器から客の大きな声が聞こえる。泣き声が聞こえてくる時もある。

繰り返し繰り返し同じ説明を毎日毎日する。高い利息のおかげで自分たちの給料はいいが、実につまらない仕事だ。午後3時をすぎると定時が来ることだけが楽しみだ。

電話機の横にあるティッシュには「ご利用は計画的に」と書いてある。計画的に利用できない弱い奴がたくさんいることをこの職場で知った。

「ご利用は計画的に」は借りない人たちへのイメージアップメッセージだ。借りる奴らは金がないから借りる。計画性があれば借りたりしない。

金がないから借りる。金のない奴に貸す。利息をずっと取りつづける。「計画的な利用」とは、自己破産しない程度で、利息を永遠に払ってくれる借りかたの事。

また電話が鳴っている。