<GWを過ぎたため、写真は削除しました>



松尾神楽には、


 「神楽舞方」と「神楽経歴書」


の2つの巻物が伝わっています。




左が「神楽舞方」、右が「神楽経歴書」です。

松尾神楽が正しく継承されているという所以の一つとなっています。

ここに書かれたとおりに舞っている、ということです。



まず、「神楽舞方」ですが、
これは、神楽の起こりから、番付、舞い方など

松尾神楽についての説明がなされています。


まずは、神楽の起こりです。



そして、
古事記について、説明しています。


これが番付です。

神楽での方角には、それぞれ、意味があるようです。

その解説をしています。




そして、「神楽経歴書」です。

これには、今までの楽員やその時の区長さんなどの

名前があります。







それぞれ、古い巻物なので、かなり読めないところが

あると思います。


っていうか、漢字が昔の字だったりで、よーわからん。


人の名前のあたりは、はっきり分かるんですがね・・・・。



この資料は、なかなか我々も見ることができません。


一応、『秘中の秘』ということなので、

ゴールデンウィーク中のみ公開しますので、

ご了承ください。



この前の土曜日に、4名の子供が松尾子供神楽から卒業しました。


それは、学業専念。


やめた子供たちは、高校3年生が3名、中学3年生が1名。


どの子も受験生です。



うち2名(兄弟)は、松尾子供神楽の第1期生。


当時、兄ちゃんは中学生で、弟は小学生だった。



兄ちゃんは、年下の子供の面倒見が非常にいい。

なので、「ひゅうまくん、ひゅうまくん」と言って、小さい子供たちが良く懐いてた。


弟の「れお」は、やんちゃなところはあるが、神楽の上達も早く、カンの良い子だった。


二人とも将来、松尾神楽に入って活躍して欲しいと思える程に上達したが、

彼らの将来のため、仕方がない。 

残念。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


そして、高校生2名は、昨年中盤から入楽した「うめちゃん」と「ひらおっちゃん」。


高校2年の後半からの入楽になっていたので、

受験勉強で、神楽の継続は難しいと判断したため、

五方礼始を覚えている最中だったが、舞台に早く上がれるように、

急遽、「古刃」へ切り替えた。

それも、1ヶ月近くしか時間が無かった。


「ひゅうま」、「うめちゃん」、「ひらおっちゃん」ともに同じ学校だったため、

「ひゅうま」に学校でも3人で「稽古しろ」といって、

なんとか、初舞台まで間に合わせた。

3人とも、ほんとによく覚え、がんばったと思う。


彼ら4名は、それぞれの将来を考え、神楽からの卒業を決断した。


我々は、それを見守るしかない。



彼らが松尾子供神楽でがんばって築きあげたものは、大きかった。


これからも松尾子供神楽には、彼らの名前は、松尾子供神楽・松尾神楽が

ある限り、ずっと、残っていく。


彼らの人生で松尾子供神楽が与えたものは、小さかったかもしれないが、

我々がもらったものは、非常に大きかった。



4人とも、ずっと、松尾子供神楽の楽員だった、ということを忘れずに

それぞれの将来へ向かって、がんばって欲しい。




そして、


勉強なんかでストレスが溜まったら、遊びにおいでね。(≡^∇^≡)

いつでも、待っているから・・・・。









4/20(日)に臼杵市井村の三島神社の七百年祭が行われ、

我々、松尾神楽が神楽を奉納しました。


三島神社へ到着する前に、御神体が地区を練り歩いてました。

幼稚園児のお神輿がかわいい!




中央は、きっと何とかという神様だと思います。

大変立派な衣装です。




獅子頭が大きい!

あとで、神社で舞ってましたが、これだけ大きいと

もって歩くのも大変でしょう!


幼稚園児の子供神輿です。






子供たちが多く参加するお祭りを観ていると、

活気があって、楽しさが伝わってきます。



これが、三島神社です。



これが、社務所です。

神楽の楽屋に使わせてもらいました。


境内にある「川邊亀蔵翁」の像。

三重町にある川邊組と由来のある方だそうです。


そして、午前中に、神楽を舞う舞台を設営。





12:00から五方礼始から始め、天注連(てんのしめ)を奉納し、柴曳。

柴曳は、僕が担当。

赤ちゃんを抱っこしたり、子供と追いかけっこ。


そして、途中、何番かはさみ、最後は、八雲払!




炎天下で疲れましたが、好評だったかな。


三島神社は、たいへん立派な神社で、びっくりしてしまいました。

また、神官さんをはじめ、地元の方に大変お世話になりました。



松尾神楽の「裏」日記。

4/20(日)は、臼杵市井村の三嶋神社で奉納神楽です。


神社の屋根かなんかをやり変えたらしいので、

その落成記念の神楽になります。


明日のこの奉納神楽で一応、春の奉納神楽は終わりになります。



ちなみに、同じ日に隣の地区の下鷲谷で、宮神楽を奉納します。

ただ、ここでの神楽は、2名ほど、出演して

拍子方は、地元の人がしてくれます。

(だいたい、先輩楽員が出演することが多い)


今回は、後から合流する予定です。



まあ、隣の地区で親戚も多いところなので、

和気藹々と奉納神楽を行います。

僕も三度or四度、ここへ出演したことがあります。



今回は、神楽についてのお話です。



大分県の神楽には、大別して、

 幣神楽(ひいかぐら・へいかぐら)岩戸神楽(いわとかぐら)

があります。


幣神楽とは、神官さんが舞うような、面を付けず、厳かに舞うものであり

岩戸神楽とは、神話をもとにした面を付けて舞う神楽のことです。


そして、この岩戸神楽には、

 ・大野系

 ・豊前系

 ・国東系

 ・日向系

があります。

我々、豊後大野市の神楽は、そのほとんどが大野系岩戸神楽と呼ばれるものにあたります。


大野系岩戸神楽の起こりは、

 宝徳元年(1449年)豊後国主大友十四代出羽守親隆公の創祀による御嶽神社

と言われ、「御嶽流」となっています。


その舞が、豊後大野市の各地に伝わったのですが、

 ・江戸時代末期に市内大野町にある浅草神社からおこった神楽を「浅草流」

 ・江戸時代中期に市内朝地町の深山八幡社からおこった神楽を「深山流」

となっていきました。

 

こうして、豊後大野市には、


 ・御嶽流

 ・浅草流

 ・深山流


の三派が今でも継承されています。


この大野系岩戸神楽の特徴は、

スピード感にあふれ、勇壮な舞が特徴です。

また、どの神楽座でも十八番の舞である

 「八雲払(スサノオウが八岐大蛇を退治する)」は、

俵を大蛇に見立て、真剣でぶった切るというのも、

この大野系岩戸神楽の特徴ではないかと思います(個人的にですが・・・)

他の系統の神楽では、大蛇が長崎くんちのようなトグロを巻くことができる

物が出てくるところも多くあります。



一口に神楽といっても、各神楽座でいろんな舞方があります。

そういった違いも一つの神楽の面白さでないでしょうか?



また、我々「松尾神楽」には、舞い方、楽員を記した「巻物」も存在します。



次回は、この巻物の一部を、公表しちゃいます。(先輩楽員に許可が取れたら・・・・)




お伊勢さんの奉納神楽について、書いたんですが


どうも、6月は「新嘗祭」で、お伊勢さんが忙しいらしい・・・。


んで、7月の12日と19日が空いてるとのこと。


でも19日は、津久見市のつくみ港祭りがあると思うので(推測)、


12日になりそう。


でも、夏場の神楽は、きついしなあ。


おまけに梅雨が明けてないと、雨の心配をしなきゃいけないし・・・・。



ま、そんな心配以上にお伊勢さんで奉納神楽できることの


喜びの方が大きいヽ(゚◇゚ )ノ



それまでに、稽古を積んで、恥ずかしくないようにしなければ・・・・


あと、ダイエットも・・・・



まだ、決まってないんだけど、


6月の中旬くらいに、「お伊勢さん」に行くかも?



というのも、昨年ぐらいから、お伊勢さんで「奉納神楽」をしてみるか、

という冗談から始まった一言で、

伊勢神宮さんに聞いてみたら、祭事が無ければ、

特に問題はないですよ、とのこと。



まだ、どうなるかは分からないが、かなり皆本気になってきているので

時期はともかく、いつかは実現しそう。


お伊勢さんといえば、嫁さんと新婚旅行へ行った場所。

正確には、大分で結婚式を挙げ、その時、住んでいた東京都町田市へ

帰る途中に立ち寄った場所。

ちょうどその時に、式年遷宮の準備が行われていました。


遷宮とは、神様の引越し。 20年に一度だそうです。


神社内の建物の横にそれぞれ同じものをもう一つ作り、

引越しをするそうです。

なので、ラッキーなことに、同じものが2つ観れたんですよね。

なんか得した気分(^O^)


ま、そういうことで、僕自身にとっては、思い出深いお伊勢さんです。


 伊勢神宮のHP






いよいよラストのPartⅢです。


最後のトリは、我々松尾神楽です。


まずは、「綱伐」


舞手は、しゅうちゃん。

僕の弟です。

綱伐1

綱伐2


最後は、俵を切るんですが、なんせ次に僕が出演するので

ここまでしか写真に取れませんでした。


そして、本当に最後の舞となりました、「八雲払」

大蛇退治とも言われる、

スサノオウが、八岐大蛇を退治する舞です。


ちなみに一番右が僕です。(じーさん役:アシナヅチ)

八雲払1

その後ろが、姫(テナヅチ)、バーさん(クシイナダヒメ)となります。


八雲払2


八雲払3

そして、下のシーンは、スサノウが大蛇を退治した瞬間です。

大野系岩戸神楽は、このように俵を八岐大蛇と見立てて

「真剣」でぶった切ります。

八雲払4



以上で、赤い屋根と桜祭りのすべての舞を紹介いたしました。




最後に、当日の南小に咲いてた桜です。

さくら2


さくら1



4/13(日)の臼杵市野津町大将軍での奉納舞のレポートです。


まずは、五方礼始から始まり、続いては柴曳です。

柴曳は、僕が舞いました。

子供も多く、楽しい舞でしたが、なんせ野津の人は元気が良い。

特に女の子。

小中学生くらいの女の子が一番元気が良かった!

おじさんは、女の子に振り回せれてしまいました。(ノ_・。)


今回、大将軍で他に舞ったのは、

 「返矢(かえしや)」

 「天孫降臨」

 「法者(むしゃ)」

 「綱伐」

 「綱の母」

 「八雲払」

 「岩戸開」

  (他にもあったが忘れました・・・・)


これとは、別に「揚げ神楽」も3番、すべて柴曳を奉納しました。



この大将軍のお祭りは、我々神楽まいにとっても、

本当に楽しいお祭りです。

若い衆もお酒が入り、多少無茶もしますが、

それもお祭りらしく、大爆笑の連続です。(神楽以上に面白い?)


そして、何よりも神楽を一緒に楽しんでくれるので

いつも以上に、こちらも気合が入りました。


おかげで、今日は、筋肉痛(´□`。)



帰りには、早速、来年の「予約」を頼まれました。



partⅠからの続きです。



松尾子供神楽の代表者の高野千代徳さんからの挨拶です。


続いては、

松尾子供神楽の「古刃(つるぎ)」です。

この舞は、刀を振る舞であり、勇猛な舞です。

今回のメンバーは、中学生(女子)2名と、高校生(男子)2名での舞となりました。

古刃1


高校生二人は、今回はじめて人前で舞います。

なんせ神楽を始めたのが昨年末ですから、

突貫工事で覚えてもらいました。
古刃2

短期間でよく覚えたものだと感心してしまいます。


こちらは、古刃の拍子方です。
古刃-拍子


そして、続いては、

大迫子供神楽の「とうしん」です。
「とうしん」の漢字が分からなくて申し訳ありません。

(O屋さん、教えてください)
大迫-とうしん1

本当にかわいい姿です。


大迫-とうしん2



続いては、松尾子供神楽の「五穀舞」です。

これは、五穀豊穣を願う舞であり、中央がスサノオウであります。


五穀舞3

五穀舞2
なんといっても、この舞の特徴は、「餅撒き」。

この神楽をすると、見物人がどっと、舞台の周りに集まってきます。

舞う方がとっても気持ちが良くなる舞です。

残念なことに、僕がこの餅撒きの写真を撮り損ねたので写真がありません。



続きは、PartⅢへ。