さようなら2011年。 | Talking Rock!のブログ

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音楽雑誌「Talking Rock!」 毎奇数月9日発売 
大阪南森町/東京代官山 http://talkingrock.jp

激動と言ってもいい、2011年が終わろうとしています。

今年もたくさんの方々と出会い、語り合い、発信してきました。
毎日が“感謝”の連続でした。本当にありがとうございました。


個人的には本誌初の夏フェスを大阪で開催したことも含め
一歩前に踏み込んだ感があるのですが
同時に、いろんな面で少し荒さも印象に残った1年で
(これはかなり個人的な反省点なのですが)
2012年は、毎号の制作に精進し、
もう少し丁寧に日々と付き合いながら
さらに強く前に踏み込もうと考えています。
実は、結構、燃えています(笑)。
攻める気満々でいます。徐々にですが(笑)


2011年について、もう少し何か書こうかと思っていたのですが
最新号の「編集後記」のテキストが
気持ちそのままなので、抜粋してここに転載します。

2012年もTalking Rock!をよろしくお願いいたします。


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2011年は3月11日以降、やはり取材中に
少しナーバスな気持ちになることがあって、
僕からの言葉の切り出し方も含めて
インタビューの進め方が少し難しかったです。
記事の書き方、もっと言えばこの本や、音楽雑誌の在り方などなど、
心の中でいろいろ考えることが本当に多かった。
でも、今まで通り、音楽を聴いて僕が感じたことを
そのアーティストに投げかけて言葉を拾い、
僕が観たライブの感動を素直に伝える姿勢を崩さずに
作り続けてきたつもりです。
そしてそれはきっと誰かの役に立つはずだと信じてきました。
その想いは、今までになくいちばん強い1年だったかもしれません。

宮城県仙台市宮城野区の、とあるコンビニエンスストアの
店長さんが………その方も被災されて大変な目に遭われたのですが……
ありがたいことに以前のトーキンロック!時代から本誌のファンで、
いつも最新号を10冊ほど仕入れてお店に置いてくれていました。
幸いお店には大きな被害はなく、だけど配送や品不足の影響、
余震もあって通常の営業に戻るまでに2カ月くらいかかったそうです。
そんな中、トーキングロック!を
探しにこられたお客さんがいらしたそうで、
当然最新号は置いてなくて、その店長さんが
「今はバックナンバーしかないんですけど、いいんですか?」
と訪ねたところ、その方は
「大丈夫です。これを読んで元気になって頑張ります」
と言ってくれたそうです。

自分の毎日は、きっと誰かに繫がっている。
もちろんそれは僕だけではなくて、
生きているみなさんがきっとそうです。
目に見えるようなリアルな手応えがなくても、
どこかできっと誰かの力になっている。
そう信じていいのだと僕は思っています。
だから僕は来年も頑張ります。
心を込めてこの本を作り、素晴らしい音楽があるってことを
どんどんみなさんに届けていきたいと思っています。

2012年も引き続きTalking Rock!をどうぞよろしくお願いいたします。

Talking Rock!編集長 吉川尚宏