これまでの二日間のロンドン体験についてのブログはこちらです:
『“ロイヤルアスコットにも行く”本場イギリスで体験するコンテンポラリー英国式マナーコース その①』
『“ロイヤルアスコットにも行く”本場イギリスで体験するコンテンポラリー英国式マナーコース その②』
マナーコース最終日、ハイライトのロイヤルアスコットに行く日がやってきました
アスコットへは色々な行き方がありますが、私達はロンドンから電車を利用。
駅に着くと、アスコットが開催される週はモーニング姿の人が普段着の人と混じっていて、なんとも当たり前のような滑稽のような。
コーヒー屋さんでもこういう姿を目にすると、一瞬いつの時代にいるのか、分からなくなってしまいそう。

電車の中もそうですが、アスコットに到着しても着飾った人たちでいっぱい。
混雑しているプラットホームで横を歩いていらした方と言葉を交わしたら、何とアイルランド競馬発祥の地とも言われる、あの有名なカラ競馬場The Curragh Racecourseの元会長さんであることが判明
人の出会いって思いがけず楽しいですね。

今年も馬車でいらっしゃる方の姿もありました。

ランチも終え、女王様たちをお出迎えするまで、ロイヤルアスコット場内を見学していたら、
わあ、珍しい...チェルシー・ペンショナー達 Chelsea Pensioners に遭遇。
ロンドンの高級住宅街チェルシーのロイヤルホスピタルRoyal Hospitalで年金生活をする元英兵さん達です。

女王さまが到着するまで音楽隊の演奏を楽しみながら

本日、馬車に乗って来られる方々のリストを配って下さるおじさまも『はい、チーズ!』


今年も晴天に恵まれ、色とりどりの帽子が尚さら映えます。

『女王さまがご来場されたら、男性は帽子を脱がないとねえ』
と話していたら、隣りに立っていた麦わら帽子をかぶったアメリカからいらした男性は
『ええ、本当?髪の毛がグチャグチャなんだよねえ~。』
『ダメダメ、脱がないとダメだよ~。』
と男性軍、さっそく知ったかぶりを振りまいて、すっかり仲良しになっていました。

女王さまたちのご来場です。

今年も女王さまの馬車を率いるフィル。
彼は私の乗馬の先生のご主人で、女王さまの全ての白馬の責任者です。
今日もお疲れさま~。

本日の女王さまは黄色でまとめていらっしゃいました。鮮やかなお色がお似合いですね。
89才のエリザベス女王と94才の夫のエジンバラ公フィリップ王子。
お二人とも本当にお元気そうで何よりです。

紺のお帽子をかぶっていらっしゃるのはアン女王のお嬢さま、ザラ・ティンダルMBE(旧姓フィリップス)。彼女はロンドンオリンピックで馬術競技に出場し銀メダルを獲得しています。ご主人のマイク・ティンダルは元ラグビーのイングランドチームのキャプテンで、彼女の向いに座っていらっしゃいました。

そばに立っていた人が声をかけたら、こんなにやさしい笑顔で応えてくださいました。

パレードが終わると、第一レースに出場する馬たちがパドックに登場しました。

元気いっぱいのこの馬、まっすぐ歩かせるだけで大変そう。突然思いっきりこっちに方向転換した時は、さすがにドキッ!私は馬には慣れているつもりでしたが、一瞬、この塀を飛び越えるかと焦ったくらい

お付き合いでレースに賭けることにし、どの馬にしようかと吟味しましたが、私の勘は思いっきり外れました...。

この円形ボックスから女王さまたちがレースを観戦されます。

決まっていますね!トップハットとモーニングがすっかり板についている。


私達が観戦したロイヤルエンクロージャー会場。

室内も活気に満ちています。

レストランでお食事を楽しんでいらっしゃる方もいれば、

屋外の観戦席でレースに専念している人も。

Go
Go
Go
フィニッシュラインを目前に、興奮度は一気にアップ

スタッフの方もレースが始まると、思わず頭がくるっと反対方向へ

ご自分で次のレースのべッティングにも挑戦していただきました。

今日は10歳以上のお子さまも入場が許められている金曜日。
ちっちゃな紳士、将来が楽しみですね。

民族衣装の着用も認められているので、キルト姿で誇らしくスコットランドを代表

モデルのようなポーズを取っているこの紳士、なんと牧師さまでした

賭け事は一度もしたことがない、と言いつつ、6レース中2度も優勝馬を当てたすごもの。
周りから羨ましいまなざしで見つめられながら、この満足げな笑顔。

今年は極端に派手なお帽子は目に付きませんでしたが、

会場をお花畑のように華やかに彩っていました。

シャンパンで乾いたのどを潤しながら

レース終了後はバンドの演奏に合わせて、会場は一体となって歌と音楽で盛り上がりました。Singing around the Bandstand

決して泥酔しているわけではありませんよ
一日の終わりも近づき、ポカポカと日差しが心地良く、ちょっとだけ目をつむった隙に、そんな瞬間を黙って逃すわけのない彼らたち。
隠し撮り、許してね~
(ご本人から後でこの画像の使用許可をいただいています
)

初めて尽くしのロイヤルアスコット。
初めてトップハットにモーニングを着用し、
初めて目の前でエリザベス女王や王室の方々を拝見し
初めて目の前でサラブレッドを吟味することもできました。
初めて英国の上流階級の方々との優雅な時間を過ごし、
初めて本場イギリスで英国式マナーやエチケットを身を持って体験し
初めて賭け事にさえ挑戦しました。
最初の緊張や肩苦しさはどこへやら、一日の終わりにはウトウトしてしまうくらいの余裕がでて、私としてはこの上ない喜びです

次回は皆さまとも是非ご一緒いたしましょう


本場イギリスで体験するコンテンポラリー英国式マナーコース
ご希望に合わせた本場イギリスでの企画もいたしますので小畠利子までお気軽にお問い合わせください。
