広島県福山市にある箕島を訪れました。
箕島はのどかで自然な環境に恵まれている美しいところで、
何度も行っているので百も承知なのに
訪れる度に嬉しい感動と驚きに包まれます。
これは叔母が畑で作った甘くて美味しいイチジク。
取れたイチジクは箱にも沢山詰まっていて、
畑に行けば、まだまだあるから...と!
「ちょっと取ってくる」と、つっかけ履いて、外に出て行ったと思ったら
春菊やサツマイモを畑から取って来る、という何気ない行動が何とも新鮮!
スーパーでは「オーガニック」として高く販売しているでしょうし、
だいたい春菊なんてロンドンで食べたことあったっけ?と思ったりもして。

そして朝起きたら、すでに叔父は海から戻って来ていて
「今日は沢山、タコが取れたけ~」とニッコリ!
尾道や大阪からも叔父や叔母達がやってきました。
叔母達は今朝とれた8匹のタコを小麦粉でキレイにしてくれました。
酢を使ってもキレイになるそうです。

「そう言えばな、お母さんはな、南無阿弥陀、南無阿弥陀って言いながら、
こうやってキレイにしてはったわあ」
と大阪の叔母は私の祖母の話をしてくれました。
それにしても、ものすごくグロテスク!わあ~

...と言いつつ、いざ食卓に出たら、美味しい、美味しいと言いながら
ペロッと食べてしまう私です


何もお手伝いできない私は、その間、裏庭の写真を撮影。
タコを取りに行ってくれた叔父は以前は庭園業を営んでいて、
このお庭も自分で作ったそうです。
まさにジャパニーズ・ガーデンですね。


そして私と同じく、どうして良いかわからない大阪の叔父も
ちょっとだけ顔をのぞかせます!

尾道の叔父と叔母は早朝、魚市場に行って、沢山お魚を買って来てくれました。
茹でたてのカニをドーンと出され、「さあ、どうぞ!」
...と言われても、すごく美味しそうだけれど、
まず食べ方から教わりました。
美味しい~


新鮮なエビは殻にかかった塩とうまく調和が取れていて、もう止められない!

そしてこの小魚。
名前を忘れてしまいましたがあまりに小さく、昔は漁師が「捨てていた」らしいです。
ちょっとピリッとした味付けで、これもなんとも言えず美味しい


皆で鞆(とも)の浦にある温泉宿に宿泊した翌日は
そばにある阿伏兎(あぶと)観音をお参りしました。

情緒がありますねえ。

そして「道の駅」が何かを知らなかった私に驚いた親戚一同は
沼隈にある、まさに 「道の駅」へ連れて行ってくれました。

懐かしい牛乳瓶!

それにめだかの赤ちゃんも!
道の駅って楽しいですね


「横浜に持って帰って下さいね」と美味しいクランベリーのパンを
従妹のお嫁さんがわざわざ焼いてくれました!

彼女はお料理がすごく上手で、漬物、焼き物、なんでもOK!
本当に嬉し~い!

父と横浜の実家に戻ると、今度は母側の叔父から手作りの贈り物が!
母とは髪型が違うだけで、顔がそっくりの叔父はとっても手先が器用。
以前はミニチュアのカメとかを竹などで作るなど、民芸品の職人のよう。
そして、今度はお庭用に、と水車と精米所を作ってくれました

母がいたら、どんなに喜んだことでしょう。

そして今度は母方の叔母からは私がロンドンに戻る前に是非、
と言って広島ガキが箱ごとドーンと届きました

まずはサッとバター焼き。
そしてお庭のゆずとお醤油でいただきました。
美味しかった~!

でも、やっぱりハイライトは父が作ってくれたサバ茶漬け

昨年の秋の一時帰国の時にも作ってくれて、ブログに載せたのですが
http://plaza.rakuten.co.jp/talkingimage/diary/201011130000/
今年はしけのため、さばがお店に置いていないこともあり、
わざわざ横浜高島屋に予約の電話を入れて、関さばを買いに行ってくれました。
やあ、本当に美味しかったなあ~

パパ、どうもありがとう


私は今年で人生の半分を海外で過ごしたことになります。
日本で暮らしている時でも親戚とは関東と関西で離れていたので、
会う機会もそう多くはありませんでした。
でも、こうやって日本に帰って、親戚とのふれあいを通して、
私はやはり、日本人、
東京生まれの横浜育ちだけれど、
私のルーツはしっかりと広島にあることを実感します。
たとえアメリカやイギリスで何年暮らしたとしても、
タコやお魚のさばき方がわからなくても、
私のアイデンティティの基盤となるルーツは
これからも忘れず、大切にしたいと思っています。