入院って、人生で経験しなくても良いこと

むしろしたくないことなんですが…知らんぷり

私の骨髄移植〜完治までの

話をしたいと思います


今から6年前の37歳の時、

1週間インフルエンザがなかなか治らず

かかりつけ医ですぐ血液検査してもらった。

次の日には父親に連れられて

近くの総合病院へ即入院


車椅子で診断を待っている時、

深刻な面持ちで父親から

白血病かもしれないと聞く。

(かかりつけ医から聞いてたらしい)

私は、目は回り、身体が動かない…

何にも考えられない状態だったので、

ショックというより、

ただ…病名で昔見たドラマを思い出し

死ぬんだ私と、短絡的に思っていた。


診断結果は

急性骨髄性白血病(M2)

骨髄系幹細胞が未熟な段階でがん化し、

無制限に増殖する

働けない白血球がどんどん増えてる状態…

そのまま治療も何もしないと1ヶ月で

何かしらの感染症などで死んでしまう


先生いわく、理由は原因不明。

交通事故にあったようなものらしい


家族や、友人達に伝え…

体調が少し落ち着いたころに、

色々ネットやブログを見て情報収集

ようやく、

なんで私が…

と愕然として、がっかり、恐怖した。


寛解導入療法含め、

地固め療養が始まった

一回の入院が、約1ヶ月と少し程、

それを3回繰り返す。

入院中抗がん剤を投与して、

がんを叩いていく。


血液内科の先生は常に結果について

パーセンテージで良悪を表してくる

その都度、私に、

治療が効くのか、寛解するのか

乗り越えなきゃいけない見えない壁を

毎回登っては超えていく感覚だった。


毎回の治療後の血液検査を

知らされるのが怖く、

一喜一憂してた。


ただ、実際は自分の頑張りでは

不可能な次元(医療)の話。


でも、

生きたい!

生きれたら!

強い気持ちを持つことは大事だった

と今は思います。


骨髄移植、入院した経験②に続く…