敵を作りやすい言葉遣いをするから、いつも誰かを怒らせるのが怖いし、怒ってくる人は嫌い。

でも、そういう嫌な気持ちや落ち込む時も、そこに何の論理もなく、腹が減ってるだけで、寝足らないだけで、と意に介さずに飯食って寝ることができたのは昨日だ。

原因は、腹が減ってること、眠いこと、それ以外の何物でもないと認識するのに5年半かかったことになる。

小さな感動だった。

これは自分にしか理解できない類のそれだろうと思った。


昨日、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を読んだ。

ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニワタシハナリタイ


宮沢賢治は、これを死の目前に病床で手帳に書込んだという。

きっと、その“サウイフモノ”の中身は何だっていいんだと思う。

ただ、それを自分で定義することに、意味があるのかもしれない。

その時から人は大人(役者)になるんだと思う。

オチコンデモオナカガヘッテイルカラダトイイ

イライラシテモネタラナイカラダトイフ

タノシイトキニハヨクワラヒ

カナシイトキニボーットマエヲミツメル

コトバニデキナイナニカ二デアッタラナミダヲナガシテ

イヌトハナシヲシテ

イツモネムルトキノヨウニ

シヌトキハメヲツブル...



やはり宮沢賢治みたくは書けないねぇ。

まぁでも、それも眠いせいじゃないかしら。

お昼。