七五三に思いを馳せて | 人は話さずにはいられない「トークケア」

人は話さずにはいられない「トークケア」

栗原未来主宰 日本発の思いやりを形にした”トークケア”。
より多くの方に楽しんでご利用頂けるよう、
スタッフやサービス、その他皆様のライフスタイルに
有効なご案内をしております。

このところ街を歩いていると

七五三のお参りに向かうご家族をお見かけします

可愛いですね~  思わず顔がほころびますね

 



ご自分の時のこと 覚えてますか

私は3歳の時の記憶は まるで無いので

おそらく やってないと思います

写真も 残ってないし・・・

でも 7歳の時のことは 今でもしっかり覚えてます

若くして結婚し すぐに妊娠・出産(できちゃった婚ではありません)(笑)

若い両親にとっては 何もかもが初めて

両親の両親 つまり私にとっての両祖父母は

既に他界しており

6人兄弟の長男の父は 相談する人も無く

同じく 7人姉妹の末っ子の母と どのようにしたらいいのか

母の歳の離れた姉たちに聴きながら

私に着物を着せて お参りに行きました

神社ではなく お寺さんで 行なった記憶があります

千歳飴を片手に 写真を撮って

そうそう

当日の朝は近所の美容院で 髪の毛を結ってもらいました

写真を 前から後ろから 横からも 何枚も何枚も撮りました

当時 借家住まいだった我が家は

写真を撮るのに手頃な場所も無く

近所の空き地で トタン板の錆びた壁をバックに・・・

 


でも そんなことは お構い無し

私は ただただ着物を着てることが嬉しくて

はしゃいでいました



このくらいの頃の 親御さんたちの心境って どんなでしょうか

ただひたすらに 子どもの健やかな成長を 願っていたんでしょうね



純真無垢なあの頃

夢に胸を膨らませていたあの頃

怖いもの知らずのあの頃



いつの頃からか 利害を考えるようになり

現実は・・・と 夢を追わない言い訳をして

夢や希望を胸に抱く人に「無理」と言って仲間を作り

ぬるま湯に浸かってることを 挫折とは言わず

不健康と分かっていて たばこと酒に溺れ

親の願いは 押し付けと言い放ち



もう一度 あの頃の自分に戻れるなら


怖いものと言ったら おばけと先生

欲しい物のためなら 何時間でも だだをこねる

好きな人ができたら ドキドキとときめき

門限なんか 破って当たり前(笑)



そんなあの頃に 戻れたら・・・

J