どちらも「一人」を指している単語なのに
ずいぶんと受けるイメージが違うって
感じませんか?
もし、あなたが誰かに
「ソリスト」と「ぼっち」の質問をされたとします。
あなたはどちらになりたいか?
人からどちらに見られたいか?
どちらがより尊敬すべき人か?
「ソリスト」を選ぶ人が多いのではないでしょうか?
「ソリスト」と聞いて思い起こすのは
オーケストラやバレエの舞台。
壇上で一人で見せ場を作れるスター
というイメージではありませんか?
CWニコル氏は、ソリスト(=独創するヒト)と定義しています。
私の定義は「一人で何かを確立している人」です。
自ら努力や研鑽を惜しまなかった人。
なりたくてそうなった人。
自分の立ち位置がしっかりある人。
他人に左右されない人。
それに反して「ぼっち」のイメージは
こちらはなりたくてなったというより、
情況でそうなってしまった、
そんな感覚が伴います。
「ひとりぼっち」のぼっち。
どことなく可哀想で触れては
いけないような状態。
周囲から身を隠すような寂しい状態。
ソリストは孤独を愛し、孤独を選ぶ。
ぼっちは孤独を嫌い、孤独にまとわりつかれる。
そう、孤独を味方にできたなら
そこには心の平穏が訪れるのです。
私は大人になってから
いつしかソリストでありたいと願うようになりました。