自分探しの旅 | 人は話さずにはいられない「トークケア」

人は話さずにはいられない「トークケア」

栗原未来主宰 日本発の思いやりを形にした”トークケア”。
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満月の明かりが
窓辺を照らす夜

一人の旅人が
「自分探しの旅」に出た。


その旅路は長く果てなく続く。

幾千もの昼と夜を過ごし、
何千里もの道を歩き続けた。

その道に道標は無く、
あるのは昼の太陽、夜の月

時折そよぐ季節の風と
清らかな川のせせらぎだけ。

荷物は背中に背負った
小さな鹿革のバックパック
大切な両親からの贈り物。

旅に出てから幾度となく
頭をよぎる
「問い」

何の為に歩き、何処へ辿り着くのか

その
「答え」は見つけられないまま
果てしない旅は続いていく。


ある夜、下弦の月
を見て旅人は悟った。



この旅で発見したものは

自分の五感で感じ、
自分の考えで道を選び、
自分の足で歩くことなのだと。


誤った道を進んだと思えば
また同じ距離だけ黙々と折り返し、
誰に文句を言うわけでも無く
ただひたすら自分の道を歩く。


そして人はそれを
  「人生」と呼ぶのだと。


自分と同じ道を歩く人は
前にも後ろにも
誰一人としていない。


その道の終わりには
あなただけにしかわからない
「何か」が待っている。

私たちはみな
「人生」という旅を続ける旅人。


できれば踊るように軽やかに、
唄うように楽しく、
夢のように儚く
その道を歩きたいものですね。

K