『ほらほらほら!ほらっ! もっといい声で泣くのよぉ♡』
私は今、東南アジア某国のホテルにいる。
そして、皆さンのご想像通り、またもや身動きがとれない。
さっき、ドアを叩く音で眼が覚め、眞知子サマと思われる声で完全に覚醒した私は、恐る恐るドアを開けた。
そして、そこに立っていたのは、やはり眞知子サマだった。 いつもの優雅な服装ではなく、11月だというのに(まぁ、南国に来てるンだから、当然と言えば当然なンだが。)トロピカルな、けっこう肌を露出した、でもとっても健康的な魅力あふれる姿。
―――――うわぁ!めっちゃ可愛い♡
と、見惚れている場合ではないので、とにかく部屋の中に入っていただいた。眞知子サマはキャスターの着いたトランクケースを私にグイっと差し出し、そのままズカズカと部屋に入ってきた。私は他の社員に見られてないか、左右を見回してからドアを閉めた。
ビっった~~~ン!!!
―――――い、いっっったぁぁ~~~~~!!!
ドアを閉めて振り向くと、いきなり眞知子サマのビンタが飛ンできた。私はフルコン系空手の有段者だから、こンなオーバーアクションの攻撃なンか喰らうコトはまず無い。試合なら片眼を閉じても避けれるはずなのに、なぜか蛇に睨まれた蛙のようにまともに喰らってしまった。じつにコシの入ったビンタで、顔の左半分を持ってかれるかと思ったくらいだ。
『あほ! リンのあほ!! あほあほあほあほ、あほッ!!!』
そう叫ンだあと、眞知子サマはあたりを見回し、バスルームへ行った。そのあとはトイレ、最後にベッドルームに行き、行く先々で「何か」を念入りに探しているようだ。
「な、なンで眞知子サマがこの国に? いつ来たンですか? なンでこのホテルが、ホンで、なンでこの部屋が分かったンですか?」
私はカルガモの子供みたいに、眞知子サマの後ろをついて回った。しかし、眞知子サマは何かにとり憑かれたように、無言で「何か」を探している。
『それで?』
ベッドの横にあるゴミ箱を調べたのが最後だったようで、眞知子サマはベッドに腰掛けて少し落ち着いた表情で私に問いかけた。
『昨夜は? ナニしてたの?!』
私はさっきより幾分和らいだ眞知子サマの態度に、少しの安堵と、しかし、それよりも強い緊張を感じた。
「あ、あ、あ、あ、・・・・」
『だ・か・ら。ゆうべは誰とナニをしてたの?』
「は、はい。昨夜は会社のヒトや取引先のヒトと夕食を食べ、そのあとカラオケバーに行って・・・」
『カラオケぇ?!』
「あ、は、はい。カラオケバーです。それで、そこを・・・」
『あのネ、リン。アタシを何もモノを知らないコムスメだと思わないでネ!』
“カラオケバー”と言うコトバが、かなりお気に障ったみたいだ。
『まぁ、いいワ。ホンでぇ!? それからドコ行ったの!』
「は、はい。それからみンなはどこかへ行きましたが、ボクは真っ直ぐこの部屋に帰り、そして現在に至る、です」
パチッ!
眞知子サマは私の頬を両掌で挟みこンだ。
『ふう~ン』
そして、探るような目つきで私を覗き込む。
『カラオケって、売春婦のいてるトコでしょ!』
―――――そうか、眞知子サマは売春宿のコト知ってたンや。だから怒ってたンか・・・
私は、この国についてからのコトを全て正直に話した。
先方の社員は、物件の販売にチカラを借りたいらしいから、我社の社長と本部長を接待漬けにして契約を結ぶつもりらしい。でも、このコトを出発前に私らに言うと社内から怨嗟の声が上がるので、現地に着くまでは内緒にしていた。そして、何も知らない私をカラオケバーに連れて行き、オンナに弱い私がどンな反応をするのが見たかった。ところが、私はみンなの期待を裏切り、手ぶらで独り帰った。
さらに、“お前は変態か?それともホモか?”とも言われた。それから、昨夜は眞知子サマにもう逢ってもらえないと思って、ずっと泣いていたコトまで打ち明けた。
『変態はどっちやの!オンナ買う方が変態やワ!』
途中、眞知子サマは何度か私の話を遮りましたが、最後まで聞き終え、そしてニッコリと微笑ンでくれた。
『まぁ、リンが夕べ独りで寝てたコトは信じてあげる。トイレは便座が上がったままだったし、バスルームにもココにも女の匂いが無かったし、長い髪や使用済みのゴムも無かったからネ』
―――――え?この短時間でソコまで判るンですか?
「で、でわ、私は捨てられたワケでは・・・・」
『バカねぇ、リン。アタシがリンを捨てるなンて、ありえないカラ。』
「で、でも、赦さないって言われたから・・・」
『赦さないって、あぁ、あれ。あれは、そンな意味じゃないわヨ。』
―――――え?
『そうヨ。だから、わざわざココまでお仕置きをしに来たの♡』
―――――え、え、えええ?
そンなワケで、またもや私はM字開脚責めを受けるコトになった。
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顔面を騎乗されてご奉仕した後は、いつものように眞知子サマの潮吹きをいただき、その後は眞知子サマから怒涛のようなア○ル責めを受けている。
『ほら!ほらっ! もっといい声で泣くのよ♡』
わざわざ日本から持ってきたのか、眞知子サマはトランクからすごく長いア○ルパ○ルを取り出し、とっても嬉しそうな表情でソレを出し入れしている。
『これだけ責めまくったら、今日は仕事なンて出来ないかもネ。クスクス。ねぇ、リン。アタシはリンに養われてるンじゃないから、リンの仕事なンて絶対に優先させてあげないンだから♡ うふふっ』
―――――え?なンか聞き捨てならないコトを聞いた気がする・・・
眞知子サマは出発時間のギリギリまで私をお仕置きした。
私はかなり反省したように見えたので、とってもご満悦のようだ。
「眞知子サマ。それではボクは、これから仕事してきます。視察は午前中で終わって、午後は自由時間なので、取引先と免税店に行くコトになってます」
『嫌っ! リンだけお昼に帰ってきなさい!』
「し、しかし・・・・」
『じゃ、お尻出しなさい!!』
―――――あれぇぇ!
眞知子サマは私のスラックス脱がし、そしてパンツをめくり、それからア○ルに数個、何かを挿入した。
―――――な、な、なンか、ひンやりするンですケド・・・
そして、スラックスを履き直して部屋を出ていく私に、眞知子サマはこう言った。
『いま挿れたのはネ、じつはのど飴なのヨ。うふ。5個も挿れてあげたから、あと30分もしたら仕事なンて出来なくなるから。うふふ。じゃ、早く帰ってらっしゃい!』
つづく