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英語学習の記録

今月から娘が保育園に入ることになり、現在、ならし保育の最中。少し時間に余裕があるので、久々にブログを更新してみた。

年明け早々に、以前から使っていた英文法の問題集の5周目を終えた。そこで、1月から下記の文法書に取り組んでいる。

Grammar in Use Intermediate Student’s Book with.../Cambridge University Press

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本書は、2007年頃に7アクトの家庭教師やインタースクールの講師など複数人から勧められ、ずっと興味を持っていた文法書だ。

日本語で書かれた文法書とは違った切り口で文法の解説をしており、色々興味深い。例えば、時制について、現在形、現在進行形、それからbe going to -ingの3つの使い分けについて、以下のように解説している。

"We use the simple present to talk about timetables, schedules, etc."(Unit18)

"We normally use I am doing (present continuous) when we say what we have arranged to do"(Unit19)

"I am going to do something = I've decided to do it (but perhaps not arranged to do it)"(Unit19)

時制の使い分けは意外と奥が深くて驚いた。

一方、この文法書は長くて、解き終わるのに時間がかかるのが欠点だ。本書は132ユニットからなるが、私の場合は1ユニットを解くのに30分程度かかる。1日1ユニットを日課とすると、1周するのに4ヶ月以上必要になる。文法の基礎を固めるにはよいのだろうが、TOEICなど資格試験の点数を短期間で上げるには不向きかもしれない。

また、本書の日本語訳が2010年に出版されていることを知った。原書を読むのは諦め、邦訳版に取り組んだ方が効率がいいのかも。

マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編)/Cambridge University Press

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11月に受験したTOEICのスコアが先週届いた。785点で自己の最高スコア795点を更新することができなかった。

しかし、総合スコアよりも問題なのは、リスニングとリーディングのバランスが悪いことだ。リスニング480点、リーディング305点で、175点の差が出てしまった。リスニングは大幅に伸びたものの、リーディングは妊娠中に受験した時のスコア355点よりも悪い。今回は特にPart7の出来が悪く、試験時間内に全問終えることができなかった上、確信をもって回答できた問題が少なかった。今年4月から産休に入り、英文を真剣に読む機会が減ったことが原因かもしれない。1日30分は英字新聞を読んでいたが、速読にこだわり、正確に文意を把握できていなかったように思う。

今回の失敗を踏まえ、精読の時間を増やすことにした。一番効果的なのはリーディングの勉強時間を増やすことだとは分かっているが、家事育児に追われてなかなか時間の捻出が難しい。

ところで、リスニングについては、1日30分CNN Student Newsのディクテーションをしていたことと、英語のニュースを多聴していた程度しか勉強していない。未だにCNNの普通のニュースは正確に理解できないことが多い。それでも満点に近いスコアが取れてしまうとは、TOEICは無意味という人の気持ちが少しわかった気がする。
ディクテーションの教材として、スティーブ・ジョブズの有名なスピーチに挑戦した。



一昨日、全文のディクテーションが完了。24日間かかった。おおまかな正答率は序盤8割、中盤7割、終盤9割。中盤については、タイポグラフィや膵臓がんに関する専門用語が聞き取れず、正答率が下がった。

このスピーチの原稿は、スタンフォード大学のサイトに掲載されている。
 'You've got to find what you love,' Jobs says
しかし、これは文法的な誤りなどが校正されており、実際のジョブズのスピーチと異なる箇所が多々ある。

そこで、以下を使ってディクテーションの答え合わせを行った。
 Transcript of Commencement Speech at Stanford given by Steve Jobs

ただし、このトランスクリプトにも誤りがある。最後から2段落目の"Don't let the noise of others' opinions drown out your own inner voice, heart and intuition."には抜けがあり、正しくは"Don't let the noise of others' opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition."

ジョブズのしゃべり方はスピーチの割には早口ではあるものの、句と句の間合いを長く取っているので、ディクテーションやシャドーイングがしやすい。ディクテーションの教材としては、中程度の難易度だと感じた。


内容については、自身の膵臓がんの体験を語ったあと"This was the closest I've been to facing death, and I hope it's the closest I get for a few more decades."と締めくくっているのが悲しい。

また、よく引用される"Stay hungry, stay foolish"というフレーズは、ジョブズ自身の言葉ではなく、 "The Whole Earth Catalogue" という出版物から引用されたことを知った。

少し興味深いと思ったのが、以下の箇所だった。

Reed College at that time offered perhaps the best calligraphy instruction in the country. Throughout the campus every poster, every label on every drawer was beautifully hand-calligraphed. Because I had dropped out and didn't have to take the normal classes, I decided to take a calligraphy class to learn how to do this. I learned about serif and sans-serif typefaces, about varying the amount of space between different letter combinations, about what makes great typography great. It was beautiful, historical, artistically subtle in a way that science can't capture, and I found it fascinating.

None of this had even a hope of any practical application in my life. But ten years later when we were designing the first Macintosh computer, it all came back to me, and we designed it all into the Mac. It was the first computer with beautiful typography. If I had never dropped in on that single course in college, the Mac would have never had multiple typefaces or proportionally spaced fonts, and since Windows just copied the Mac, it's likely that no personal computer would have them.


私は自宅でメインのPCとしてMacを、サブ機として夫からのお下がりのThinkPadを使っている。このスピーチを聞いた後、WindowsよりもMacの方がフォントがずっときれいなことに気付いた。


さて、次のディクテーションの教材は何にしようかな。
少し時間が空いてしまったが、9/13の記事に続き、成毛眞著『日本人の9割に英語はいらない』を取り上げる。本書の中に何カ所か納得できない記載があり、その最たるものが以下だった。

 語学が上達するコツは、会話をすることである。だから英語の本を読むだけでは上達しないし、通信販売の英語のテープを聴くだけでも上達はしない。人と会話をするのが語学を習得するもっとも近道である。相手の話を聞いて、自分の言葉で返す。外国語に限らず、母国語もそうやって人は身につける。赤ん坊は周りの大人から「ママ、パパ」と言葉を教えられて、自分で発音して覚えていく。英語もそれと同じで、英語圏の赤ん坊もそうやって英語を話せるようになる。
 だから難しく考える必要はない。赤ん坊が言葉を覚えるように、大人も英語を覚えられる。


大人が言語を習得するためには、子供とは違った学習が必要だと私は思っているのだが。ちなみに、本書には、著者自身の英語習得の体験談が以下のように書かれている。

 マイクロソフトで実際に外国人と仕事をするようになったとき、彼らの話している英語の99%は理解できなかった。会話の中で時折聞こえてくる、商品名らしきものが分かる程度だった。
 しかし、そんな状態でスタートしたにもかかわらず、私は半年もしないうちに一定レベルのビジネス英語を使えるようになった。・・・(略)・・・
 私の場合は、耳がいいのかもしれない。 たとえば海外のドラマを観ていてきれいな発音をしている俳優が出てくると、そのセリフを繰り返し真似てみる。それだけでも結構覚えられるものである。


耳のいい人は、何歳でも子供と同じように語学習得ができるのだろうか?もしそうであれば、羨ましい限り。私はさほど耳がよい方ではないので、ディクテーションを日課にしてヒアリング力を地道に向上させるほかない。しかし、ディクテーションはとっても地味な作業なので、続けているとどうしても飽きてしまうのが悩みだ。
本日、録画してあったTV番組『スーパープレゼンテーション』を視聴し、以下のTEDトークを見た。

Sheryl Sandberg: Why we have too few women leaders(なぜ女性のリーダーは少ないのか)


講演者のシェリル・サンドバーグは、元Googleの副社長で現在はFacebookのCOOという華麗な経歴のキャリアウーマン。働く女性を叱咤激励する内容で、このTEDトークが公開された2010年当時は賛否両論あったとか。

私自身は、このTEDトークに励まされたというよりも、ここまでがんばる気にはなれないというのが正直な感想だ。現在は育児休業中なので、復職後に視聴したら、また違った印象を受けるのかもしれない。

ちなみに、元米国務省高官のAnne-Marie Slaughter(アン・マリー・スローター)が、今年7月に"Why Women Still Can’t Have It All(女性は仕事と家庭を両立できない)"というタイトルの論文を発表し、こちらも議論を呼んでいるらしい。サンドバーグの講演の内容を真っ向から否定しており、見比べると興味深い。

こうしてみると、働く女性が抱える問題は、程度の差はあれど米国と日本でかなり共通しているように思う。

サンドバーグのTEDトークは、以下のように締めくくられている。

But I'm hopeful that future generations can. I think a world that was run... where half of our countries and half of our companies were run by women would be a better world. And it's not just because people would know where the women's bathrooms are, even though that would be very helpful; I think it would be a better world. I have two children. I have a five-year-old son and a two-year-old daughter. I want my son to have a choice to contribute fully in the workforce or at home, and I want my daughter to have the choice to not just succeed but to be liked for her accomplishments.


この点については、私も同感。