続きです。
弁護士さんとは雑談のなかで
弁護士さん自身が母子家庭を体験されてるというのを聞いていました。そしてうちより少し年下のお子さんがいらっしゃる男性です。
(私もそういえば死別で母子家庭だったけど、子煩悩な父で母は今でも父に感謝してるから自分はパターン的に我が子に投影しづらい)
その雑談の中で
仕事なので(父母)どちらにも着くことがありますが、この野朗!って殴ってやりたくなるような父もいますよ個人的には面会交流なんてしなくてもいいと思ったりしますけどね。(法的にNG)
でも、恨む人は少ない方がいい。
子どもが誰かを恨むような状態にはしない方がいいです。
これは、本当にそう思うし、この弁護士さんのスタンスは私も共感する部分が多くて助けられました。
私は弁護士さんをつけてから
調停や審判の前にはどんな感じで主張したらいいのか、を弁護士さんに尋ねアドバイスをもらったり、弁護士さんもどういった意図で提出文を作っているのか教えてくれていました。
事実と評価を分ける事。
色々アドバイスをもらいましたが
端的にまとめると結局はそれが基本なのかなーと。
当事者同士だと感情で評価だったり感想を
主張しがちだけど
裁判所側は事実を知りたいしそこから判断する。
法律に沿わせるにも事実が大切。
事実を立証したり裏付けること
その評価を共有することが出来ればいいのか
と私は受け取りました。
子ども達に離婚した事は伝えていましたが
あまり理解はしていないようで…
「どうしてパパとママは離婚したと思ってる?」
と子ども達に聞いたら
くま吉「ママがパパを嫌いだから」
うさ吉「パパがママを嫌いだから」
うん…まぁ、そうしか見えないよね
「そんな事ないよー、パパは大切な人だよ」
と言いましたが、そういう事じゃないよな
どう話したらいいんだろ
そこで弁護士さんに相談し
『それはまず、子ども達に当事者意識を持たせないと。何で嫌いだと思ったの?どうしてそうなったとおもう?と深掘りさせていって、それで離婚になったんだよね、と着地したらいいと思いますよ。』
みたいなアドバイスでした。
多分最初の会話には嫌いという評価だけでそこに至る事実と過程がないので、事実と過程を確認してその評価(離婚)を共有するのが大切なのかと解釈。
それを踏まえて再度話しました。
「なんでママ(パパ)はパパ(ママ)を嫌いなんだと思う?」
くま吉とうさ吉に別々に話しましたが
2人とも同じ回答でした。
「パパがママに嫌な事をするから」
「嫌な事って何?」
「無視したり包丁持ったり」
「そうだよね。だから離婚した方がいいってママ思ったんだ。」
という会話になりました。
文面にすると重いけど
その後、でも赤ちゃん欲しいからパパと再婚して!とか言われて、なんだそりゃーみたいな話になりましたが。
一応理解してくれてるんだなぁと思いました。
何が正解かはわかりませんが
弁護士さんと話していると
今までの自分の視点からはない事を
気づかせていただけるので
流石、司法試験を通って仕事にしている先生は違うなぁと尊敬です
離婚してなかったら弁護士の先生とお話しする機会なんてなかったので、貴重な体験だなと感じています