バカンス
海に行こうと思っている。
「行った」ではなくて、
「行こうと思っている」のだ。
一ヶ月程前に此処の県での勤務となった。
知人に聞くところによると、近くに白い砂の砂浜、いわゆるホワイトビーチがあるという。
「白い砂ですか。」
と聞くと、
「ものすごぉく白いよ。」
と言う。きっと感激するだろう、と。
さて、その話を聞いた瞬間から頭の中が白い砂浜と青い海で一杯になってしまった。
仕事どころではなくなった。
でも、仕事は自然と消化されるはずもなく、早退を考えてもみたが、
「あの、白い砂浜と青い海が…」
このような理由などが通用するはずない、ということもちゃんと知っていた。
次の休日にでも行ってみようと思う、
というのを知人に伝えると、
「ものすごぉく人が多いよ。」
と言う。
じゃあ人が少なくなる時期まで待ちます、我慢します、と言ったら今度は、
「あまり時期が遅くなると、クラゲが出るよ。」
などと恐ろしい事を言う。
というわけで、僕は人が少なくなり始め、尚且つクラゲが出現しだす前に海へ行かなくてはいけない。
任務遂行の日をニヤニヤと…
違う。
粛々と待つのだ。
「行った」ではなくて、
「行こうと思っている」のだ。
一ヶ月程前に此処の県での勤務となった。
知人に聞くところによると、近くに白い砂の砂浜、いわゆるホワイトビーチがあるという。
「白い砂ですか。」
と聞くと、
「ものすごぉく白いよ。」
と言う。きっと感激するだろう、と。
さて、その話を聞いた瞬間から頭の中が白い砂浜と青い海で一杯になってしまった。
仕事どころではなくなった。
でも、仕事は自然と消化されるはずもなく、早退を考えてもみたが、
「あの、白い砂浜と青い海が…」
このような理由などが通用するはずない、ということもちゃんと知っていた。
次の休日にでも行ってみようと思う、
というのを知人に伝えると、
「ものすごぉく人が多いよ。」
と言う。
じゃあ人が少なくなる時期まで待ちます、我慢します、と言ったら今度は、
「あまり時期が遅くなると、クラゲが出るよ。」
などと恐ろしい事を言う。
というわけで、僕は人が少なくなり始め、尚且つクラゲが出現しだす前に海へ行かなくてはいけない。
任務遂行の日をニヤニヤと…
違う。
粛々と待つのだ。
世渡り
上司がよく解らないことで怒っていた。
あまりにも理不尽で、意味の解らないことで勢い良く怒るので、
「はぁ、はい。申し訳ありません。」
と言ったら、
ぷりぷりしながら、何処かへ行ってしまった。
文句の一つでも言いたかったが、大人ぶって想いと裏腹に謝った。
心の中の自分に、
「自分は悪くないって確信があるのに、簡単に謝ってごめんなさい。」
と言うと、
「うん、いいよ。」
と心が応えた。
それでよかった。
あまりにも理不尽で、意味の解らないことで勢い良く怒るので、
「はぁ、はい。申し訳ありません。」
と言ったら、
ぷりぷりしながら、何処かへ行ってしまった。
文句の一つでも言いたかったが、大人ぶって想いと裏腹に謝った。
心の中の自分に、
「自分は悪くないって確信があるのに、簡単に謝ってごめんなさい。」
と言うと、
「うん、いいよ。」
と心が応えた。
それでよかった。
